寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

彦根城博物館の宝物を見る

2008年01月23日 | 

「付き合ってやれんですまんが…城博物館から見るとえーわ。じゃー18時にホテルの方に行くから」

「わかりました。いろいろとありがとうございます。4時間もあればじっくりと見て回れるでしょう」

翡翠さんと別れて堀に沿って歩いた。いろは松の幹に藁が巻いてあった。これは腹巻ではなく、害虫駆除の目的だろう。藁の下に害虫を集め、一網打尽にして藁を春に焼く。古くからの松枯れ対策だ。

佐和口多聞櫓

平成16年2月に蘇った表門橋

佐和口多聞櫓から表門橋を渡り、彦根城博物館に入った。古地図、器、甲冑、刀が多数展示してあったが、特に注目したのは能面だった。

能面は見る角度によって微妙に表情を変える。怒り、笑い、悲しみといった感じが表れるのが非常に面白い。

彦根城博物館

博物館を出た私は急な表坂を上り始めた。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あゆの店きむら(京橋店)

2008年01月23日 | 

【あゆの店きむら】で昼食をとることになった。二人ともあゆ雑炊セット(金亀B)にした。金亀Aでは一夜干しが塩焼きになる。一夜干しの塩加減に老舗の実力がよく出ていた。

金亀B‥雑炊、一夜干し、小あゆ煮

雑炊を口に含んでしばし無言になった。干しあゆからとった奥行きのあるだしが五臓六腑に染み渡る。「生」では決して作ることのできない旨み、干物の力は偉大だ。焼きあゆの身は穴子を更に上品にしたような味だった。

額に大粒の汗をかいた翡翠さんは満面の笑みを浮かべていた。それは私も同じだった。

「冬のあゆ雑炊、ほんまにおいしいなー」

「温まりましたよ。本当の贅沢とは、こういうものなんでしょうね。来てよかったですわ(…日本人に生まれてよかった…)」

家の土産はもちろん干しあゆにした。自分もこれで雑炊を作ろうと思ったのである。

【あゆの店 きむら 京橋店】
彦根市本町2-3-3

TEL 0749-24-1157
営業時間(冬季)10:00~17:30

定休日 火曜

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする