寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

防災の日に思ったこと

2009年09月01日 | 日記
芸予地震が発生したのは平成13(2001)年3月24日(土)のことである。自宅の1階で読書をしていた私は大きな横揺れを感じ驚いた。すぐに止むとばかり思っていたが、予想に反して揺れは1分以上続いた。家が倒壊する最悪のケースを思い浮かべながらも結局外に出ることができなかった。

後から知人に聞いた話ではイトーヨーカドーで買い物をしていた客が一斉に出口に向かって走り出したということだからM6の地震がいかに人々に恐怖感を与えたがわかる。町の様子を確認するために玄関を出た私もしばらく生きた心地がしなかったほどである。

あれから8年が経ったが、防災意識はあまり高まってはいない。非常食などの準備は不十分だし、本棚の固定すら行っていない状態だ。

ボチボチとできるところから手をつけていかねばならぬと防災の日を迎えて思ったのである。

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チレ(脾臓)刺し

2009年09月01日 | 食材

焼肉屋でチレ刺しを置いてある場合はまず注文する。甘みの強いタレで揉みこんだチレはグニュグニュした食感でねちっこい旨みがある。これをつまみにマッコリを飲んでから、肉を焼き始めるのが私流だ。

ある店の女将は「チレを食べるとお通じがよくなるんですよ。ただし出るものが真っ黒になるので驚かないようにね」と教えてくれたが、便秘しない私にとって効果があったのかはわからない。また色を確かめるのも忘れてしまった(笑)。しかし、美容と健康には欠かせない食材の一つであることは確かだろう。

焼肉ファンにとっての必読書『焼肉の文化史 / 佐々木道雄(明石書店)』の中に内臓の呼び方について考察している一節があるので抜粋して紹介しておこう。

チレ

 脾臓は朝鮮語の南部方言のチレからきたという。事実、慶尚道などでは脾臓をチレと言う。…

 日本では脾臓を食べる習慣がなく、朝鮮人から教わったという話を前に紹介したことがあるが、このことを考慮すると、朝鮮語起源である可能性が濃くなる。ただし、脾臓にも日本語の名称があるので、食べなかった訳ではなく食べない地方もあったということである。大阪市を除く地域では慶尚道出身者が多いので、慶尚道の方言が兵庫に入ったのもうなづける。

 ………(省略)………

 以上の検討の結果、ミノ、ガツ、はちの巣、センマイ、コブクロ、ファが日本語由来であり、朝鮮語由来と思われるのはテッチャンとチレだけである。

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