寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

真言宗「永徳寺観音院」

2009年09月15日 | 

広島市西区西観音町の「銭湯跡」から東観音町に入り大きな寺院を見つけた。慶長6(1601)年開基の「観音院」である。

この地に観音堂が建てられた頃から周辺は観音村と呼ばれるようになり大正5年に観音町となる。その後の町名改正で東・西などに分けられた。

「観音院」の山号は「合法格物至山」、略して合格山。非常に縁起のよい名前から受験生に人気がある。

意外にも観音町は「広島菜」の発生の地であることが「続々がんす横丁」に記されている。今では想像もつかないが、当時は広大な農地(新田)があったのだろう。

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廃業した銭湯(広島市西区)

2009年09月15日 | 

私が大学生だった頃(昭和の末)は風呂なしの下宿が当たり前だった。広島市中区東千田町の大学周辺にはたくさんの銭湯があり、そのうちの3つをよく利用した。

ちょっと記憶が曖昧だが、入浴料は230円位(洗髪料は50円プラス)だったと思う。私は「広島刈り」にしていたので洗髪料を取られることは滅多になかった(笑)

年号が平成に変わる辺りから大学移転が進み出し市内の銭湯は徐々に姿を消し始めた。そのスピードが上がったのはバブル崩壊後だ。私が通った銭湯は平成10年頃迄には全て廃業した。

西区の「雪舟湯」の前に立ち「ここは6の付く日が休みだったんだな」と呟いた。廃業した時期は不明だが、おそらく平成初期までは営業していたのだろう。

北側にあった県営住宅が取り壊されて更地となり、かつての銭湯だけがポツンと残っている。私は「時の流れの残酷さ」をヒシヒシと感じた。

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