年始に秋葉忠利広島市長が4選不出馬を表明したことは大きな話題になった。退任表明の記者会見を開かずYou Tubeで理由を説明する手法には私も驚かされた。市長が取材に応じなかった理由を自分に厳しい質問が飛ぶことを回避したと見る向きもあった。確かに昨年から彼が中心となって推し進める政策には?マークがつき始めた。
強引とも言える市政に対して異を唱え始めたのは一般市民であった。オリンピック招致、旧市民球場の取り壊し、広島市子ども条例制定は反対者などへの説明と配慮が足りなかったと思う。あちこちで巻き起こった市民運動をマスメディアが無視できなくなりTVで特集(世論調査)を組むようになったことも市長を苦しめたのだろう。
反対運動の原点になったのは平成21年8月6日に開催された講演会(「ヒロシマの平和を疑う!」日本会議広島が主催)だったのではないだろうか。私はここから潮目が変わったと感じている。我が国においてどんなに言論統制を行おうとしても批判は口コミ(インターネットを含む)で全国各地に広がってゆく。一箇所の発火なら消すのは容易だが、複数から炎が上がると時には山が丸焼けになってしまうこともある。
「タブーをやたらと作りたがる国家や街をまず疑え!」と教えてくれたのは田母神俊雄と一色正春(sengoku38)の両氏である。今年の原爆の日に日本会議広島が櫻井よしこさんを呼ぶことが出来れば従来の「平和と安全」に関する解釈とは違った見方が更に定着するかもしれない。
強引とも言える市政に対して異を唱え始めたのは一般市民であった。オリンピック招致、旧市民球場の取り壊し、広島市子ども条例制定は反対者などへの説明と配慮が足りなかったと思う。あちこちで巻き起こった市民運動をマスメディアが無視できなくなりTVで特集(世論調査)を組むようになったことも市長を苦しめたのだろう。
反対運動の原点になったのは平成21年8月6日に開催された講演会(「ヒロシマの平和を疑う!」日本会議広島が主催)だったのではないだろうか。私はここから潮目が変わったと感じている。我が国においてどんなに言論統制を行おうとしても批判は口コミ(インターネットを含む)で全国各地に広がってゆく。一箇所の発火なら消すのは容易だが、複数から炎が上がると時には山が丸焼けになってしまうこともある。
「タブーをやたらと作りたがる国家や街をまず疑え!」と教えてくれたのは田母神俊雄と一色正春(sengoku38)の両氏である。今年の原爆の日に日本会議広島が櫻井よしこさんを呼ぶことが出来れば従来の「平和と安全」に関する解釈とは違った見方が更に定着するかもしれない。
1月18日の産経新聞3面に掲載された菅改造内閣支持率の各社世論調査。産経・FNN28.3%、朝日26%、毎日29%、読売34%、共同通信32.2%と軒並み低い。産経は突き放した表現でこう締めくくっていた。
枝野官房長官は17日の記者会見で「国民の厳しい目は感じていた。改造を機に前に進むと感じてもらえるよう努力する。しっかりやれば受け止めてもらえる」と調査結果を前向きに受け止めたが、小幅にとどまった支持率上昇は、国民が政権自体に期待を失っている証左ともいえる。
閣僚の顔ぶれを見て私は「垢色が一向に薄まらん(笑)」と思った。そして内輪で闇鍋を囲み、主がおもむろにあやしげなつみれを投入する瞬間を思い浮かべた。実はただのつみれではなく河豚の肝が混ぜてある。
「どうぞ、どうぞ」と主は勧めるが、彼の性格を熟知した客はなかなか箸をつけようとはしない。気まずい雰囲気の中でテトロドトキシンがスープに溶けていく。三流ホラー映画の結末を脳内鑑賞して「桜が咲くまで持つかな」と呟いたのだった。
枝野官房長官は17日の記者会見で「国民の厳しい目は感じていた。改造を機に前に進むと感じてもらえるよう努力する。しっかりやれば受け止めてもらえる」と調査結果を前向きに受け止めたが、小幅にとどまった支持率上昇は、国民が政権自体に期待を失っている証左ともいえる。
閣僚の顔ぶれを見て私は「垢色が一向に薄まらん(笑)」と思った。そして内輪で闇鍋を囲み、主がおもむろにあやしげなつみれを投入する瞬間を思い浮かべた。実はただのつみれではなく河豚の肝が混ぜてある。
「どうぞ、どうぞ」と主は勧めるが、彼の性格を熟知した客はなかなか箸をつけようとはしない。気まずい雰囲気の中でテトロドトキシンがスープに溶けていく。三流ホラー映画の結末を脳内鑑賞して「桜が咲くまで持つかな」と呟いたのだった。