寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

滋賀県草津市矢橋町の鞭崎八幡宮(その2)

2012年03月23日 | 
鞭崎八幡宮(鞭崎神社)境内には小さな祠がたくさんある。私はまず矢橋地区の守り神である宝源殿に一礼して手を合わせた。矢橋湊が近いこともあって海神(貴船大神と金比羅大権現)の信仰もあつかったことがわかる。

小宮殿(貴船大神・金比羅大権現)

應神天皇・神功皇后を祀る祠(左)とお稲荷さん(右 倉稲魂神)

應神天皇と神功皇后を祀る祠の隣がお稲荷さん(倉稲魂神)である。意外に知られていないことだが、鞭崎八幡宮境内には円墳が確認されている。裏参道からこんもりした林を見て「もしや古墳ではないか?」と思った私のカンは当たっていたのだ。

鞭崎八幡宮拝殿

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春の味・イカナゴの釘煮

2012年03月23日 | 食材
イカナゴの稚魚(シンコ)を買い求める明石や神戸の人々。小魚は鮮度が命だから漁師・魚屋は特に神経を使う。明石海峡で水揚げされた極上シンコで釘煮(佃煮の一種)を作るのがあちらでは春の風物詩である。

各家庭の味付けが次の世代に引き継がれ、親しい人に釘煮を配る風習を備後人の私は「いいな」と思う。早速頂き物を熱々ご飯の上にのせて食べた。やわらかくて甘さが丁度いい。食後の幸せな気分はしばらく持続していた。

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福山市議会議員一般選挙ポスター掲示場

2012年03月22日 | 日記
3月中旬を過ぎてから選挙関係の電話がよくかかってくる。投票日は来月8日なのでポスターはまだ貼られていない。先週末ある政党の代表が市政の無駄について演説をしていた。それがあまりにも正論だったので私は珍しく手を叩いた。

赤字を垂れ流す政策の数々、一部の特定の人間を相も変わらず優遇する温いシステム、責任を決して取らないリーダーとその取り巻き及び同族、杜撰な国政と非常に似通っているのである。結局は我々市民の責任でまともな人物を議会に送り出す以外に解決法はない。

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滋賀県草津市矢橋町の鞭崎八幡宮(その1)

2012年03月21日 | 
鞭崎八幡宮(鞭崎神社とも呼ばれる)は白鳳4年(676)創建。祭神は聖母大神、住吉大神、高良大神、應神天皇、菅原道真公である。神聖な領域に居るのは私一人だけだ。

滋賀県の神社には立派な神馬(しんめ)像が奉納されていることが多いが、ここのも見事である。今にも走り出しそうな雰囲気に私は感動を覚えた。

鞭崎八幡宮の神馬像

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福山市の蓮池公園を散歩する(後編)

2012年03月21日 | 日記
蓮池公園の橋の真ん中に立っていたら鳩がたくさん舞い降りてきた。カメラを向けても逃げやしない。ここまで人馴れした鳥は久し振りに見た気がする。橋の下で白鳥が首を蛇のようにクネクネ動かすのが妙に面白かった。鳥類観察もたまにはいいものである。

蓮池公園の白鳥

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福山市の蓮池公園を散歩する(前編)

2012年03月20日 | 日記
蓮池(どんどん池とも言う)周辺は昔の子供たちの遊び場であった。悪童とこの辺りまで遠征してどんどん川でザリガニや小魚を獲ったものである。

蓮池公園の橋

蓮池の周りは公園として整備されほぼ中央に橋が架かっている。犬の左お捻り禁止看板が橋の南詰(西町3丁目)にありモラルの低い飼い主がかなりいることを暗に示している。

実際に私は橋の上で小犬を散歩させるオバハンを目撃した。尻を小刻みに震わせる畜生を睨みつける男に気づいた飼い主が渋い表情を浮かべた。そして嫌がるペットを引っ張って公園の外に出て行った。橋の北詰から住所は木之庄町1丁目となる。

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滋賀県草津市の矢橋町東口停留所(まめバス・老上線)

2012年03月19日 | 
矢橋道でバス停の標識を見つけた私は首を捻った。細い道をバスが走るのが不思議だったからだ。後日草津市のホームページを閲覧して市が「まめバス」の運行実験(民間のバス会社に委託)をしていることを知った。運転免許を持たない、あるいは返上したお年寄りなどを支援する取り組みで採算が取れるかどうかを調べているようだ。

まめバス・老上線の矢橋町東口停留所を過ぎるとまた道が分かれる。左手の道の先には林が見えた。矢橋道から外れた時に自転車に乗った初老の男性が通りかかったので声を掛けてみた。

矢橋道と鞭崎八幡宮裏産道(左)の分岐点

「こんにちは。南草津駅で下車し瓢泉堂から矢橋道を歩いて来ました。あの木が生えている辺りが鞭崎八幡宮ですか。」

「ご苦労様です。矢橋まで歩いて来られる方は珍しい。貴方が歩いているのが八幡宮の裏参道ですよ」

「なるほど。間違ってはいなかったんだ。安心しました。渡し場跡へ向かう前に寄っておきたかったもんで…」

「どちらからいらっしゃったんです?」

「広島県です」

「遠い所からわざわざこちらまで足をのばしてもらって地元の人間として非常に嬉しいですよ。実は私、郷土史を研究してまして、矢橋のガイドマップを作りました。この辺りはすっかり変わってしまったんで今のうちにまとめておこうと思って…」

彼は鞭崎の名のついた所以を丁寧に説明して去って行った。歩き旅の楽しみはこのような偶然の出会いも含まれる。まもなくして八幡宮の裏鳥居が視界に入った。

裏参道から見た鞭崎八幡宮の裏鳥居

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隠された郷土史の断片を見つけ繋ぎ合わせる 

2012年03月19日 | 日記
いくら文献を捲っても肝心なことがぼかしてあるケースは多い。やねこい団体からの圧力を避けるために気弱な筆者が詳細な記述を省いたと思われる。こんな時に役立つのがネット掲示板のカキコだ。隠蔽された情報を引き出す鍵(ヒント)がそこには置かれている。

名無しさん(知恵者)のお陰で私は漸く解を見つけることができた。郷土史(暗部)の断片吸い出しと接合という山越えを重ねるうちに鋭い勘が働くようになる。

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福山城公園のサザンカ

2012年03月18日 | 日記
人が季節の移ろいをしみじみと感じるのは花を眺める時ではないだろうか。私が時々福山城公園を訪れるのは憩いの目的と言うよりはむしろ木々や植物の変化を直に観察したいがためである。3月中旬ツバキに似たサザンカが咲き誇っていた。温かい日差しを浴びてお弁当を食べる人が随分と増えてきたように思う。

福山城公園の池

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国道2号線の近くで梅が咲く

2012年03月17日 | 日記
交通量の多い国道2号線から少し北に入った所で梅の花が咲いていた。花のことに疎い私だが、梅と桜の違いについては若干知っている。

梅の花は丸くて花枝がない。枝から直に花が咲いているのが特徴といえる。美しい花は7分咲きといった感じだったが、昨晩からの雨でかなり散ってしまった。

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滋賀県草津市の県道42号から離れて矢橋道を往く

2012年03月16日 | 
草津市の矢橋中央交差点・横断歩道を西へ渡り切ると県道42号草津守山線と名称が変わる。そしてヘアーサロン・ハーフポテトの手前で道が分かれる。

滋賀県道42号と矢橋道の分岐点付近

左手の細い矢橋道をテクテク歩いて行くと小さな祠があった。石柱には鞭嵜神社御旅所という文字が刻まれている。私は八幡宮(神社)の近くまで来たことを悟った。

鞭嵜神社御旅所

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ターツァイと豚肉のシャキシャキ炒め

2012年03月16日 | 家飯
泥を洗い流して水気を拭き取ったターツァイを葉と茎の部分に切り分けておく。ニンニク油でまず豚肉を炒め茎を投入する。しんなりしてきたら葉を加えて塩、コショウで軽く味をつける。最後に調味液(ポン酢+日本酒+オイスターソース)を回しかけ全体に絡めて完成。

ターツァイのシャキシャキの食感が残るように手早く調理するのがポイント。癖のない野菜と豚肉との相性は抜群で飯が進む。ビールのアテとしても◎だ。

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緑が鮮やかなターツァイ(中国野菜)

2012年03月15日 | 食材
独特の歯応えがある中国野菜のターツァイは炒め物に使用することが多い。真上から見た姿は大きな菊の花のようだ。そのうち人気でチンゲン菜を超えるかもしれない。

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滋賀県草津市の県道18号を西に進み矢橋町に入る。

2012年03月14日 | 
草津市野路町の焼肉屋「天晴」から滋賀県道18号大津草津線を横断(南下)して右折するのが本来の道筋(矢橋道)だが、その時の私には知識がなかった。広い道を行けば間違いがないと思い県道18号に沿って西に進んだ。

滋賀県草津市の矢橋東交差点付近

陸橋が架かる矢橋東交差点に至る。矢橋町の釣具店を過ぎbiwa桜南草津店の手前まで来ると大きな道路案内標識が出ていた。この先の矢橋中央交差点で県道18号は直角に折れ曲がることを示していた。

滋賀県草津市矢橋町の交通標識(県道18号)

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福山城小丸山に移築された旧内藤家長屋門(福山市重要文化財)

2012年03月14日 | 郷土史
広島県立歴史博物館の辺りにかつて福山葦陽(いよう)高校があった。戦前は県立福山高等女学校(通称:県女けんじょ)という名で藩校の流れを汲む旧制中学校と並ぶ名門であった。

歴史博物館の少し北に位置するふくやま美術館、東横に噴水があり、後ろが庭園で小高い丘に続いている。この丘は小丸山と呼ばれ中腹に福山藩の武家屋敷が移築されている。

旧内藤家長屋門(福山市重要文化財)

旧内藤家(阿部家家臣)長屋門は弘化3年(1846)の建築とされ市の重要文化財である。しかし、説明板は色褪せ、おまけに地図も昭和40年代のままとなっており観光客は良い印象を持たないだろう。一市民として恥ずかしく思う。こういうところにこそ予算を回すべきだ。

旧内藤家長屋門の説明

長屋門近くには藩校関係者の江木鰐水と寺地舟里の石碑が寂しく建っているが、こちらの方にも矢印付きの標識を建てるなどして光を当てて欲しいものだ。過去を蔑ろにする人間は今も蔑ろにしているのに等しい。

江木鰐水(えぎがくすい)の碑

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