寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

春を告げる梅と桜

2012年03月13日 | 日記
市内では梅の花が見頃を迎えている。年明けの厳しい寒さと長雨の影響で開花は例年よりも2週間ほど遅れたことになる。梅の次は桜だ。

というわけで気の早い私は福山城公園まで出掛けた。当然ながら伏見櫓前の桜はまだつぼみである。このまま暖かくなれば3月下旬に開花するかもしれない。今年の花見は盛大に行われるだろう。

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滋賀県草津市野路町の川の下地区

2012年03月12日 | 
草津市野路町の川の下橋を渡る。北川より南側の野地町と南草津(もとは野路町の一部だった)には川の下という地名が残っているが、土砂の流入・堆積によって川底の方が居住地よりも高くなっていることを示したものであろう。

(天井)川の氾濫を抑えるために改修工事を行い流れを変えることは珍しいことではない。私の故郷の芦田川も江戸時代と比べるとラインが大きく変わっている。

虫籠窓の家

西陣帯卸の店

矢橋道に沿って西方に歩いてゆくと虫籠窓の家や大きな西陣帯卸の店があった。旧道は緩やかなカーブを描き滋賀県道18号線と交差する。

矢橋道と滋賀県道18号線が交わる地点を望む

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ポテトサラダに加える酢 

2012年03月12日 | 家飯
皮付きのジャガイモを水から茹でる。竹串が刺さるようになったら火を止めて皮を剥く。熱い内にマッシャーで潰し酢を回しかけ塩・コショウして混ぜ合わせる。

酢のきつい酸味を余熱で飛ばして旨味を残すのが最大のポイント(帝国ホテルのやり方)である。あら熱が取れた段階でゆで卵のみじん切り、塩もみした玉ねぎ(またはキュウリ)などを入れマヨネーズで味を調える。

酢の添加によってマヨネーズの使用量はかなり抑えられるからすっきりした味わいだ。イモの美味しさが前面に出る料理をぜひ家庭で作って欲しい。

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馥郁たる香りのカレー南蛮

2012年03月11日 | 家飯
行平鍋に出汁を入れカレー粉を溶かして火にかける。豚肉と白ねぎを投入し醤油と味醂を足し味を調え水溶き片栗粉でとろみをつけておく。

茹で上げたそばを丼に移し汁をかけ卵黄をのせる。七味を振ると馥郁たる香り(クミン+山椒+鰹節)が部屋中に漂う。半分食べ終えたところで卵黄を潰しかき混ぜる。こうすると前半はスパイシー、後半はマイルドな味と二度楽しめる。

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滋賀県草津市野路町の私立光泉中学校・高等学校

2012年03月10日 | 
臨済宗・正光寺を後にし矢橋(やばせ)道を西に進む。野路町(のじちょう)に入り光泉中学校・高等学校(中高一貫教育を行う進学校)の横を通過する。

草津市野路町の光泉中学校・高等学校

北川に架かる川の下橋

北川に架かる川の下橋東詰に至る。北川は子安川とも呼ばれ、かつては琵琶湖に注いでいた天井川である。今は下流が改修され人工河川の新草津川(草津川放水路)に合流する。短い橋の南側では何やら工事が行われていた。

草津市野路町の工事現場

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冷麦を茹でて汁を張る

2012年03月10日 | 家飯
日本の乾麺は太さで名前が変わる。素麺とうどんの中間にあたるのが冷麦で茹で時間は7分程度である。夏場、茹でたのを流水で洗って締めたのが冷麦だが、釜揚げも美味である。

この温かい状態を昔は熱麦(あつむぎ)と呼んだ。久々に熱麦を作りだし汁をかけ夕食にした。具材は甘辛く煮た揚げ、ワカメ、そしてホウレンソウ。ツルツルと喉を通過する熱麦はお代わりをしたくなるほど。適度な満足感を生む麺の太さが冷麦の魅力と言える。

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イカの塩辛とキャベツの炒め物

2012年03月09日 | 食材
沙茶醤(サーチャージャン)という中華調味料は魚介特有の香りと旨味があり、野菜(肉)炒めに少量添加すると驚異的に味が良くなる。私はキャベツ炒めに沙茶醤をよく使うのだが、イカの塩辛で代替することもある。

作り方は極めて簡単。熱した油に塩辛を投入して溶かし、キャベツを炒めるだけである。塩辛の塩分と旨味だけでキャベツには濃厚な味がつく。ボリュームを出したい人は刺身用のイカなどを追加すればいいだろう。ほのかな発酵臭が漂う酒のアテは飯のおかずにもなる。

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滋賀県草津市西矢倉3丁目の正光寺(臨済宗)

2012年03月08日 | 
草津市西矢倉3丁目の若宮八幡宮の参道はまさに路地である。ここから南へ進めば矢橋(やばせ)道と合流するはずだが、ことはそう簡単ではなかった。道が迷路のようになっており結構手間取ったのである。

矢橋道から西方を望む

草津市西矢倉3丁目の正光寺

旧道をしばらく西へ向かって歩くと正光寺に至る。元は行者堂と称したという寺の境内に入ると江戸時代の創建を示す石造物がたくさんあった。寺の入り口横に矢橋道の解説板が設置されていたので進路確認に非常に役立った。

正光寺境内

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鰻の稚魚の不漁について

2012年03月08日 | 日記
今年も鰻の稚魚(シラスウナギ)が不漁だという。現在の養殖技術は稚魚を育てて成魚にするものだから、稚魚が獲れないと成魚の価格の高騰に直結する。当然客は食べる回数を減らすことを考え、鰻屋は渋い表情になる。問題は鰻屋だけでなく稚魚を獲る人、それを育てる人、また餌を売る人の生活がかかっているということだ。

鰻の産卵場所はほぼ分かったが、不漁の原因は不明(資源の枯渇という説もあり)である。卵を孵化させて成魚まで大きくする技術が確立するのを気長に待つことにしよう。嬉しいニュースを聞く頃には私は爺さんになっているだろうが(笑)

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桜の季節が待ち遠しい

2012年03月07日 | 日記
2月の末からぐずついた天気が続いている。3月に入ってまともに晴れたのはたったの2日である。雨音で目を覚ますのもそろそろ飽きてきた。昨日は春一番が吹き今日も最高気温が12℃を超えた。桜の季節に次第に近づいているようだ。

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育ちの悪さと歪んだ性格には相関あり

2012年03月06日 | 日記
大きいことを言っては失敗を繰り返す恥知らずに共通して言えることは育ちの悪さだろう。小金や危うい地位を掴んですぐにアゴを上げる点、同じ系統の人間とだけ付き合い自分よりも優秀な人間を敵視する点、異を唱える人間にはしつような嫌がらせを繰り返す点など、を見ると性根が捻じ曲がっていると思わざるを得ない。

今の大卒俄か政治家は先に述べた欠点を克服するどころか、欲望のままに行動する畜生に成り下がっている。増え過ぎた害獣の駆除は我々(真の日本国民)が行わなければならない。民主国家における言論の自由を脅かす連中(4流アジテーター・茶坊主など)がお仕置きを回避しようと最後の悪あがきを試みているのは笑えるが、大罪にはそれ相応の罰が与えられる。

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スルメイカのエンペラ・ゲソ・トンビ

2012年03月05日 | 食材
スルメイカを刺身にした残り。エンペラ(耳)、ゲソ(足)、トンビ(くちばし)はそれぞれ食感が異なる。私はエンペラとトンビを塩辛の原料にすることが多いが、焼き物、炒め物、揚げ物にしても美味しい。

意外な使い道では小鍋立てだろう。いしるで出汁を調え好みの野菜とイカをさっと煮て食べる。極めてシンプルな料理だからこそ日本酒に合う。

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滋賀県草津市西矢倉3丁目の若宮八幡宮

2012年03月04日 | 
瓢泉堂から一本北の辻(信号機付、山本薬品が目印)を左折し西へ歩いてゆく。道は緩やかに下りとなって東海道本線の下をくぐる。

東海道本線を望む

若宮八幡宮を取り囲む木々

緑色の歩行者専用道の先に木々に囲まれたスペースがある。細い道に入ると若宮八幡宮の鳥居が現れる。ご神木の近くには矢倉村の歴史を説明する石碑が設置されていた。私はここが古墳跡であることを初めて知った。

若宮八幡宮の鳥居

矢倉村と若宮八幡宮
 矢倉は、宿場町草津に列なる東海道沿いの街道集落であり、また大津への短捷路である矢橋道が分岐する交通の結節点でもあった。
 享保六年(一七九二)の矢倉村明細帳によれば、当時家数一四四、人数七四九と数えるまでに発展していたが、もとは街道より西方三〇〇メートル余り離れた当若宮八幡宮周辺に戸数三十戸余りからなる小集落であったという。
 その小集落が慶長十九年(一六一四)、膳所藩主戸田氏鉄による草津宿の拡張・整備を目的とした、矢倉村の東海道沿いへの移住策が図られ、街道集落としての形態が整ったのである。
 全国的に著名な草津名物の姥ヶ餅屋も、当時は矢橋道との交点で店先を構え、旅人相手に繁昌を極めたことは多くの浮世絵で周知のとおりである。
 一方、矢倉の故地には現在、応神天皇を祀る若宮八幡宮が残るのみで旧状を窺うべくもないが、矢倉村の村名起源に因む若宮八幡宮は、応神天皇が東国順按の時、この地に兵庫を建て、武器を蔵したことにより、兵庫村(後に、矢倉村と改称)と称したという縁起を伝える武神祭祀の古社である。
 加えて、当宮南側の宇古屋敷においては、昭和五十三年、五十四年に実施された発掘調査の結果、鎌倉時代から安土桃山時代にわたる建物跡・井戸跡等の旧矢倉村の遺構が確認されたほか、若宮八幡宮が鎮座する基壇も一辺二十五メートルを測り、横穴石室を有する古墳で、かつて円筒埴輪が出土したと伝えられる。さらに、近年の草津川新川用地内における発掘調査に伴い、古墳時代から奈良・平安・鎌倉時代におよぶ大規模な集落跡の実態も判明、矢倉が古代から開発の進んだ地域であったことが解明されつつある。
 なお、旧矢倉村から移住した家人達は、今も「居住組」と唱え、「サンヤレ踊り」と呼ばれる囃子物を継承し、若宮八幡宮の祭事を取りおこない、矢倉の伝統を守りつづけている。

矢倉村と若宮八幡宮

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イカの塩辛を入れたお好み焼き

2012年03月04日 | 家飯
イカの塩辛は調味料としても使うことができる。野菜炒めに加えるのがポピュラーだが、お好み焼きの生地に混ぜ込む手もある。こうすると阪神百貨店地下で売られているイカ焼きに似た風味が出る。イカを加熱した香りは食欲をそそる。

天然の発酵旨味調味料の添加により生地がまろやかな味になる。このお好み焼きに塗るソースは醤油味を前面に出してあっさりと仕上げている。見た目はいつもと同じだが、味の感じは丸で変わってくるのが面白い。

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滋賀県草津市矢倉2丁目の瓢泉堂(後編)

2012年03月03日 | 
店の中には誰も居なかったので入口近くのインターホンを押す。すぐに女性の声が聞こえた。

「どういったご用件でしょうか」

「お店の前に建っている古い道標について少しお話を伺いたいと思いまして…南草津駅から歩いて来た旅の者です」

店の人が出て来るまで大きな立派なひょうたんを観賞させてもらった。昔は水筒代わりなどにしたらしいが、我が家にあるミニサイズは七味唐辛子入れになっている。

女将さんと挨拶を交わし矢橋(やばせ)道が現在では東海道本線で途切れてしまっているため若干遠回りする必要があると教えてもらった。私は丁重にお礼を言って観光マップを貰った。

東海道と矢橋道の分岐点に建つ矢倉道標

矢倉道標は東海道と矢橋道の分岐点(追分)に設置されている。うばがもちや(今は草津市大路2丁目で営業を続ける)の軒下に道標が建て替えられたのは寛政10年(1798)で、東洲斎写楽が浮世絵の世界から姿を消した数年後にあたる。

矢倉道標(草津指定文化財)
「右や者せ道 古連より廿五丁 大津へ船わ多し」

広重の浮世絵で早駕籠が走る方向(東海道を南下)から右に曲がって(西へ)二十五丁行くと大津への船の渡し場があるという意味になろう。一丁を単純に100メートルとすれば湊までは2.5キロちょっとの距離である。ここから長い歩き旅が始まった。

矢倉道標の前から南方(旧東海道)を望む

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