めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

乾物日和

2011-10-12 | Weblog
秋分が過ぎて乾燥が気になるようになったなぁ…

と思っていたら、あっという間に二十四節気の寒露になっていました。

この寒露の時期は晴天率が高いそうで、その通り気持ちの良い晴天が続いています。

洗濯物がカラッと乾くのも気持ちが良いですね。


我が家のベランダのにはカラッと乾いて気持ちいいものがもう一つ。

乾物野菜です。

そう、タイトルの「乾物日和」は食べる方ではなく作る方なのです。

涼しくなってもまだ甘味を増すには早い大根。

特に皮や先の細い方は辛味や苦味が強く、そのまま料理に使うと食べにくい。

でも、せっかくの減農薬モノだから捨てずに利用したい。

クセガ無くなるまで下茹でをするのもなんだか旨味や栄養素まで流出するような気がして、、、それに手間もかかる。


どうしたものか?と考えた末に思いついたのが「干してみる」だったのです。



結果は大成功。苦味はやや残りますが辛味はほぼ感じずで、冷蔵庫の在庫が乏しいときの非常食として大活躍してくれています。

常温保存ができて省スペースになるのも嬉しく、消費期限を気にしなくて良いところもありがたい。

外に出して太陽にあてるだけなので手間もいらない。

いいこと尽くめですね。



皮はカラカラになるまで干しますが、先の方(下3分の1ほど)は皮をむいて細長く4等分にして1~2日干して即料理に使っています。

これは、我が家は宅配で一気に野菜が届くので、冷蔵庫に入れずに味の劣化を防ぐ為にと考えたのです。


大根(主に皮)の他にはしいたけ等のきのこ、人参、はよく干しています。

で、先週ごぼうも干してみて、カラッと乾きいい感じだと思っていたのですが…



先日料理に使おうと保存袋を開けた瞬間にすごいニオイが!!!



漢方薬のニオイだ…




そう言えば植物系の漢方薬は根っこを使うモノが多いんだっけ。


茹でてから干すとクセも無くなるかもしれませんが、それは手間がかかるの余裕ができたらやってみようと思います。



干しごぼう、手軽に漢方煎じ薬や“いかにも”な感じの薬膳スープを体験するには良いかもしれません。





コメント
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