澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

憲法学者・奥平康弘における「表現の自由」

2008年04月15日 18時09分50秒 | Weblog
東京・立川市の自衛隊官舎内で反戦ビラを配ったとして、住居侵入の疑いで逮捕された「市民団体」メンバーが、控訴審で一転して有罪を言い渡された。

今日の「朝日新聞」では、東大名誉教授で憲法学者の奥平康弘氏が、この問題について投稿しているのだそうだ。私はとうの昔に「朝日」の購読を止めているが、「あの高名な先生が投稿までして警鐘を鳴らしている」と思う読者も多いのだろうと思った。

奥平康弘氏はTVでも同様のインタビューを受けていたので、「朝日」を読まなくても、おおよその想像はつくのだ。
彼の論理は、「表現の自由」「市民の権利」の確保だ。そのためには、権力は最小限に行使されなければならないという考え方だ。だが、「社会主義」が崩壊し、北朝鮮の暴虐が明らかになっても、まだそんなことを言っているのか。先般奥平氏は、「軍艦マーチ」の演奏にまでクレームをつけたそうだが、何か時代錯誤の印象を受けるのだ。

自衛隊官舎で反戦ビラをまくことが、表現の自由の名の下に保証されるのだとしたら、「表現の自由」を狂気のように振りかざす輩が出てきても不思議ではない。学者先生に指摘されなくても、世の中にはそれなりの常識というものがあるのだ。自衛隊員は、「国防」のために任務を遂行しているので、反戦ビラの配布はかえってその任務遂行の妨げになるのである。
だいたい「朝日」が称揚する「市民団体」の実体は、左翼系の政治団体ではないか?

「投書」という非常手段を使って、さも良心的に装う、これも「朝日」の常套手段ではないか?過去の遺物のような学者を持ち出して世論誘導を図る、これはいつもの「朝日」のやり口だ。