澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

中国というモンスター

2008年04月21日 09時45分16秒 | Weblog
かつて竹内実氏(京都大学名誉教授・中国文学)は、中国を「ブヨブヨとした」軟体動物に例えた。故・衛藤瀋吉氏(元亜細亜大学学長)は、中国はひとつでなくてはならないということはなく、3つか4つであっても不思議ではないと話された。

碩学の言葉を引用するまでもなく、われわれが直感的に思うのは、中国の巨大さ、まとまりの悪さである。コミュニケーションの手段が発達したからと言って、あの広大な国土と膨大な人口をひとつの政府=権力でまとめることができるのだろうか?

「改革開放」政策により「世界の工場」と化した中国は、まるでモンスターのように巨大化し、世界中の資源を食い尽くそうとしている。もちろん、環境問題などお構いなしに。
彼らがチベットは中国の一部というなら、沖縄でさえ中国の一部ということになる。当然、尖閣列島の油田も中国のものということだ。
日本が弱体化し、つけいる好機と見れば、彼らはそういう法外な要求を突きつけることだろう。