澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

聖火リレーに見る中国の歪んだ「愛国主義」

2008年04月26日 10時31分53秒 | Weblog
萩本欣一が走者の時、発煙筒のようなものが投げ込まれた、福原愛の時は人が飛び出してきたなどと、TV各局は長野の聖火リレーを微に入り細にわたって報道しているが、歩道を”伴走”して走る中国人の一団については口を濁している。


この連中は、留学生などの在日中国人で、中国大使館のマニュアルに従って行動しているという。オーストラリアでも、同じような中国人が「One China!」と叫んでいた。我が物顔に五星赤旗が翻る長野の歩道をランナーが走るという光景は、いかにも異様だった。


「健康なナショナリズム」というのがあるのかどうかは知らないが、この中国人のやり方は、偏狭なナショナリズムであり「中華愛国主義」と言われても仕方ないだろう。TVを見た多くの日本人が眉をひそめたであろう光景を、中国大使館が支援しているという事実は、中国の現実を問わず語りにしたに他ならない。


毛沢東の文化大革命は、中国人の厚顔無恥と残虐性をその国境内に封印していた。ところが、現在の中国は、全世界にそれを拡散させているのだ。愛国主義の名の下に…。「KY」という言葉こそ、中国共産党独裁政権にふさわしい。


日本のTV局は、相変わらず「映像」を撮ることに熱心で、その背景を説明することはほとんどない。日本人がほとんどいない歩道で、五星赤旗を振り回す。こういう中国人たちをたしなめるコメントは全くなかった。事なかれ主義報道もいいところだと思った。
特にテレビ朝日系列はひどかったのだが、これも朝日が「媚中」を止めないためか。