澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

中華街のなかの台湾

2008年04月16日 19時29分19秒 | 社会
きょうは、横浜にやってきた。

初めて大桟橋に行ったが、想像したよりもずっと素晴らしかった。木の歩道がユニークで、突端から見た山下埠頭や赤れんが倉庫、みなとみらい地区など、どれも絵になる美しい眺めだった。

帰りは定番の中華街散策。「市場通り」の奥を右折した場所に、「台南小路」という小径があり、中華民国(台湾)の国旗が沢山ひらめいていた。
中華街の勢力地図も変わり、今や台湾支持派は少数(?)なのだろう。こんな小径でけなげに頑張っているとという印象を受けた。

今度来た時には、この店に入ってみるか…。

憲法学者・奥平康弘における「表現の自由」

2008年04月15日 18時09分50秒 | Weblog
東京・立川市の自衛隊官舎内で反戦ビラを配ったとして、住居侵入の疑いで逮捕された「市民団体」メンバーが、控訴審で一転して有罪を言い渡された。

今日の「朝日新聞」では、東大名誉教授で憲法学者の奥平康弘氏が、この問題について投稿しているのだそうだ。私はとうの昔に「朝日」の購読を止めているが、「あの高名な先生が投稿までして警鐘を鳴らしている」と思う読者も多いのだろうと思った。

奥平康弘氏はTVでも同様のインタビューを受けていたので、「朝日」を読まなくても、おおよその想像はつくのだ。
彼の論理は、「表現の自由」「市民の権利」の確保だ。そのためには、権力は最小限に行使されなければならないという考え方だ。だが、「社会主義」が崩壊し、北朝鮮の暴虐が明らかになっても、まだそんなことを言っているのか。先般奥平氏は、「軍艦マーチ」の演奏にまでクレームをつけたそうだが、何か時代錯誤の印象を受けるのだ。

自衛隊官舎で反戦ビラをまくことが、表現の自由の名の下に保証されるのだとしたら、「表現の自由」を狂気のように振りかざす輩が出てきても不思議ではない。学者先生に指摘されなくても、世の中にはそれなりの常識というものがあるのだ。自衛隊員は、「国防」のために任務を遂行しているので、反戦ビラの配布はかえってその任務遂行の妨げになるのである。
だいたい「朝日」が称揚する「市民団体」の実体は、左翼系の政治団体ではないか?

「投書」という非常手段を使って、さも良心的に装う、これも「朝日」の常套手段ではないか?過去の遺物のような学者を持ち出して世論誘導を図る、これはいつもの「朝日」のやり口だ。

姜尚中の肩書き

2008年04月14日 11時36分21秒 | マスメディア
土曜日、TBS系列「報道特集」で姜尚中がコメンテーターとして登場していた。
この人のいかがわしさについては、多くの人が気づき始めているが、今なお「良心的な」「進歩的な」学者先生と思っている向きも多いようだ。

当日の姜の肩書きは、単に「政治学者」となっていた。お門違いな「日曜美術館」に出演したときでも、「東大教授」の肩書きは外していなかったので、どうしたことかと訝った。

彼のコメントは発言する前から想像できる内容だった。TBSの「報道姿勢」にぴったりと迎合した内容なのだ。中国の立場を半ば肯定したうえで、「暴力はいけない」という一般論を持ち出し、結果的にはチベット民衆を抑圧する側に立つものだ。「筑紫哲也」「関口宏」などのTVショーと同じようなもので、特に東大教授が喋らなければならないと言うほどでもない。

「東大教授」の肩書きで名を売り、荒稼ぎを続けた姜は、もしかすると「恩師筋」か「東大当局」から注意されたのかも知れないね。「キミ、あまり東大の名前を汚さないでくれたまえ」とか…。「在日」を東大教授にすると、こういうリスクもあるんだよ。

国連親善大使・加藤登紀子を斬る!

2008年04月11日 12時19分27秒 | Weblog

若い世代の人は、「国連環境計画親善大使」加藤登紀子を、オバサン歌手で、黒柳徹子と同じ様なボランティア活動をしている人だと思うだろう。

今朝もNHKの「環境番組」に出演し、何やらもっともらしい「環境論」を喋ったあげく、「La Revolution」という自作の曲を唱っていた。歌詞の内容は、いつもの説教じみたものなので、ここで採り上げるまでもないだろう。


加藤の「思想遍歴」は、実にいい加減だ。’60年代末の全共闘時代には、「反体制」を気取り、学生との連帯をうたう。学生運動が下火になると、アンデスのフォルクローレを採り上げ、「第三世界」云々と言い出す。それが飽きるとロシアの流行歌などを採り上げる。服役後の夫(藤本)とともに、「大地に還る農業」を始める。

「新左翼」くずれであり、「市民運動」のシンパであるのは明らかなのだが、つねに「おいしい」部分だけをつまみ食いしてきた人なのである。一貫した思想を持つならば、「国連親善大使」などという「体制内」の「名誉職」を喜々として受けるはずもないだろうし、恥ずかしくてとても受けられないだろう。
自らの「思いこみ」だけで人に説教を続け、それが結構上手くいく、実に幸せな人だ。だが、不誠実な人であることも間違いない。


「革命」と名付ければいいものを、新曲を英語でもなく、フランス語で「La Revolution」と名付けるこの欺瞞! 「環境」を商売にして、善良な人々にお説教を続けるこの人、その根本にあるのは何か分かりますか? マルクス主義の概念に「前衛」という言葉がありますが、それですね。加藤は常に「指導する人」「説教をする人」であり、加藤の「市民運動」に参加する人は、指導される「大衆」なのだと言うことです。
「東大出」という肩書きのイヤらしさもふんぷんと伝わってくる。以前、衛藤瀋吉氏が加藤のことを「東大にいたけど、全然勉強しなかった」と言っていたのを思い出す。


加藤の歌を聴いて、「感動」したり「何かしなければ」とか思ってはいけません。彼女のペテンにはまるだけですから…。

 

 

 


善光寺の聖火リレー

2008年04月11日 10時14分05秒 | Weblog
4月26日、長野で北京オリンピックの聖火リレーが行われる。

チベット弾圧に抗議して、各国で聖火リレーに対する反対運動が行われているが、日本ではどうなるのだろうか。
福田首相は「まあ、なんといっても暴力で平和の祭典を妨害するのはよくないことでしょう」などとコメントしていたが、一国の首相の発言とはとても思えない軽さだ。

あるブログを見ると、第2次大戦当時、チベットは「大東亜戦争」を支持したが、1949年中共※が大陸を支配すると、それはチベット制圧の理由のひとつとされたそうだ。少なくとも当時のチベット政府は「大東亜共栄圏」の「理想」を信じたという歴史的事実があるのだ。

現在の中国のチベット政策は、アメリカの西部開拓史と同じ様なものだ。鉄道を引き、圧倒的な物量、人員を動員して、原住民の歴史、文化、生活のすべてを奪い去るというやり口だ。漢人女性はチベット人と結婚してもいいが、チベット人男性は漢人とは結婚できないという、にわかには信じがたい政策が採られているという。

このような差別施策、民族絶滅政策に反対して、僧侶までが立ち上がった「ラサ暴動」を「暴力は良くない」という一言で片づける、この愚昧さ、無神経さは何なのかと思う。
といっても、そういう自分自身が長野まで行ってデモに参加することはできないのだが…。

このところ、中国という国の本質、中華思想のイヤらしさがはっきりと見えてきた。隣国こそ、最も気を付けなければならない国なのだ。

※「中共」は中国共産党を指す。この言葉は、中国の蔑称だとして、ワープロソフトなどでは、変換出来ないようになっている。試しに、「ちゅうきょう」と打ってみてください。こんなことまで、中国に遠慮しているわけです。

タクシー券とサービス残業

2008年04月09日 20時26分59秒 | Weblog

国土交通省のタクシー券使用が問題となっている。

 「みのもんた」のワイドショーでは、国土交通省のある職員は、年間490万円のタクシー券を使用したものの、超勤時間は1日1~2時間に過ぎないと言う。もちろん、これはサービス残業を余儀なくされているためだが、国土交通省の担当者が「サービス残業によるものと認識している」と説明しても、みのもんたはあざ笑うようにして話をそらせていく。画面には「赤ら顔をした国交省の職員を家まで乗せた」というタクシー運転手の証言が流される。だが、加工した声だけなので、それが事実かどうかは確かめられないようになっている。


 「道路特定財源」があるので、こんなに勝手にタクシー券を使用している、とんでもない奴らだ、というのが「みのもんた」の筋書きなのだろう。だが、公務員のサービス残業が、極限まで続いている職場も数多いことを忘れるべきではないだろう。


「格差社会」が進む中で、「公務員攻撃」は格好のストレス発散の場となっている
。以前だったら、「給料が安くてお気の毒に…」と言われた公務員が、今や「税金泥棒」か「犯罪者」であるかのような扱いだ。マスコミは、職業柄、正面切って反論できない公務員を格好のスケープゴートと考え、集中攻撃を加えているのだ。


国はもとより県庁や市町村の役所に勤める皆様におかれては、もっとマスコミ報道を注視し、時には怒るべきでしょう。
平日、年次休暇を取るようなことがあったら、ぜひ、朝や昼のワイドショーを見るべきです。貴方が勤めている間に、貴方の仕事そのものを侮辱するような番組が毎日垂れ流しにされているのですから…。特に、みのもんた、福澤朗、この二人は最悪。TV局では、テレビ朝日とTBS系列がひどい。


たまには、こんなに公務員を擁護するブログがあってもいいでしょう。個人的には、公務員は好きではないけれど、まだ一生懸命、公務員なんかやっている友人もいるので…。 

 

 

 


野茂英雄と桑田真澄

2008年04月06日 13時26分55秒 | Weblog

野茂投手が3年ぶりに大リーグに復帰する。

 ロイヤルズとマイナー契約を交わしていた野茂英雄投手(39)が3年ぶりのメジャー昇格を果たし、5日(日本時間6日)のツインズ戦前にメトロドームで会見した。背番号は91。野茂はオープン戦終盤に右足付け根を痛め、キャンプ地のアリゾナ州サプライズで治療や調整を続けていたが、3日に投球練習を再開。チームが投手を1人増やして12人にしたため、電撃的に昇格が決まった。

 試合前のダッグアウト。報道陣に囲まれた野茂は、グラウンドを背にしながら、いつもの冷静な表情で淡々と意気込みを語った。「メジャーでやれることはうれしいですし、選んでくれたチームに感謝してます。1試合でもチームの勝利に貢献してプレーオフを目指したい」

 デビルレイズ(現レイズ)に所属していた05年以来、実に3年ぶりのメジャー復帰。思いはかなった。06年6月に右ひじを手術。「メジャーで投げたい」との一心で約2年間つらいリハビリに耐え、昨オフにはベネズエラのウインターリーグにも参加した。通達を受けたのは前日4日。夜にアリゾナ州サプライズからチームの遠征地・ミネソタ州ミネアポリスへ移動し、この日の朝、クラブハウスに姿を現すと、ヒルマン監督と笑顔でがっちり握手。日本語で「頑張って」と祝福を受けた。

 突然のメジャー昇格だった。3月25日のパドレスとのオープン戦で右足付け根を痛め、キャンプ地に残留。一時的な処置として、ルーキーリーグのアイダホに所属し、リハビリに励んだ。3日には投球練習を再開し、フリー打撃にも登板。ウオーミングアップで29球、打者相手に15球を投げた。これを受け、ドクターらがプレーに問題なしと判断。昇格へゴーサインが出された。チームは4試合出場停止処分を受けていた捕手のオリボが、この日から復帰。これに伴い代役のタップマンをマイナーへ降格させ、投手を1人昇格させることが決定し、中継ぎ要員として野茂が選ばれた。

 これで契約もメジャー契約へ移行。登板すれば05年7月16日のブルージェイズ戦以来995日ぶりとなる。8日からは地元でヤンキース3連戦も控える。中継ぎだが「打者を抑えてゼロで帰ってくることにリリーフも先発も変わらない」と意気込んだ。日本人メジャーリーガーのパイオニアがマウンドに帰ってくる。

 先日、桑田真澄が大リーグへの挑戦を断念し、「今後は指導者として恩返しをしたい」とかいっていたが、野茂の真摯な態度とは異なって、「打算」「計算尽く」であることが丸見えだった。さすが「投げる不動産王」と呼ばれただけあって、抜け目がない。
一体誰が桑田に「指導者」になってほしいと言ったのか。そんなことを望む野球ファンは、ほとんどいないはずだ。巨人ブランドに固執し、バブルで大もうけを狙い、それがダメになれば大リーグに挑戦とか言って、悪名の「マネー・ロンダリング」を狙う、桑田という男は本当に人間のクズだ。

それに引き換え、野茂はエライ。こういう男こそが、「指導者」になるべきだ。

 



新装開店した「題名のない音楽会」

2008年04月06日 10時29分24秒 | Weblog
もう40年以上の続く「題名のない音楽会」の新しい司会者が、指揮者の佐渡裕になった。今日は第1回目の放送で、佐渡が育成している「スーパー・キッズ・オーケストラ」が出演した。小学生から高校生までの、弦楽オーケストラで、30人くらいの編成だ。

ルロイ・アンダーソンの「フィドル・ファドル」から始まった演奏だが、アンサンブルが緻密で素晴らしかった。もしかすると、2年おきに来日する「マントヴァーニ楽団」よりも上手かも知れないと思った。

番組終了後チャンネルを変えると、「風をよむ あなたは自由にものを言えますか」(関口宏「サンデーモーニング」)といコーナーで映画「靖国」を採り上げていた。「一つの映画がこの国の根幹を問いただしている」というような、いつものこけおどしで始まり、一方的に「言論の自由」をわめたてていた。

TBSの報道姿勢には、数々の疑問があるのだが、同様のテレビ朝日系列は、「題名のない音楽会」のような誠実な番組を続けているだけでも、まだマシか。

金美齢 「不満の春」にも花は咲く

2008年04月04日 11時38分59秒 | 台湾

評論家 金美齢氏が「産経新聞」(4/4)に「”不満の春”にも花は咲く」という一文を寄せている。

人の世に何が起ころうが、花は咲く。満開の桜を前に、傷心の身は呆然と立ち尽くし、上野の花見に招かれていたのをすっかり忘れ、失礼してしまった。

金さんが「傷心の身」と言うのは、先の台湾総統選挙において、民進党の謝長廷氏が国民党の馬英九氏に大敗したからである。彼女は、台湾が日本の植民地統治から逃れ、国民党が支配するようになって以来ずっと、台湾独立運動を続けてきた闘士として有名であり、国民党政府と北京政府の両方から要注意人物として抑圧を受けてきた人物である。

台湾の民主化以降、李登輝総統のもとでは政策顧問として活躍し、日本と台湾の関係に心血を注いできた。時流になびく日本のマスコミが、北京に媚びを売り続けても、彼女のスタンスは一切変わらなかった。
その彼女が台湾総統選挙の結果を「傷心の身」と表現して悲しんでいるのだ。選挙戦は、国民党の馬候補が優勢と伝えられてきたが、選挙の終盤にいたってチベット騒乱が起こり、「今日のチベットは明日の台湾」という危機感が、民進党に有利に作用するのではないかと伝えられた。

「国民党の独裁と白色テロに苦しんだ台湾人が、中国のチベット制圧に危機感を募らせるのは理の当然。これで「勝った」と断言した雑誌編集長もいた」のだそうだ
だが「チベットは遠く、台湾人は無関心だった。50年の長きにわたって中国人に抑圧された苦難の記憶もすっかり消えたのか、連帯の気配はない」
という状況だった。

結果は、民進党の大敗。金さんは東京へ帰る機中で、スタインベックの「われらが不満の冬」を思い出したという。そして次のように記す。

「半世紀にわたる台湾独立への道も、怒り、たたかい、連帯、希望、そして”われらが不満の春”を迎えた。一体全体誰が敵なのか。”怒りの葡萄”にも同じような慨嘆があったと記憶している。」

「それでも花は咲く。…今日4月4日は日台交流サロンのお花見。8階の優先席からワイン片手に御苑を見下ろし、この世の憂さを吹き飛ばそう。」

台湾独立運動の先知先覚である金さんは、「民主的」に行われた今回の総統選挙に異を唱えるわけではない。だが、「民主化」された祖国の「大衆」とは、このようなものなのかという慨嘆がつきまとうのだろう。それは、かつて三島由紀夫が戦後日本の「民主主義」体制に抱いた違和感と共通するものがあるに違いない。

この金さんの名文をぜひ多くの人が読んでほしいものだ。「朝日新聞」だけが新聞ではない…。


映画「靖国」のゆくえ

2008年04月04日 10時08分07秒 | 音楽・映画
映画「靖国」の上映拒否が話題になっている。

この騒動で「世界はどう日本を見ているか」という、いつものマスコミ論調が登場している。すぐに「南京大虐殺」報道を思い浮かべるのだが、「反省すべきところは反省して、まあまあ仲良く…」といった、日本特有のいい加減な報道姿勢が、今日の中国の強圧的な態度を招いたことを忘れるべきではない。

自民党議員がこの映画の試写会を要求したことから今回の「事件」は始まった。自民党→靖国参拝派→改憲派→反動的勢力という、ステレオタイプの分類しかできないマスコミにとっては、これは格好のネタだったのだ。「第4の権力」であるマスコミは、「報道の自由」という建前が「メシの種」になっている。何かあればすぐに「報道の自由」を持ち出して、権力を正すようなポーズをとるのだが、現実のマスコミ報道は、正義や真実の追究とはほど遠い記事で溢れている。「靖国」問題についても、現代国家における宗教と政治という観点から論議した番組、紙面は皆無である。

このようにいい加減な日本のマスコミが、上映中止を騒ぎ立てるとどうなるか。中国や韓国にすぐに伝わり、「反日」宣伝の格好の材料とされることは間違いない。
騒がず、静かに上映させておけば、見に行く人などいなかっただろうに…。「反日」どころか、映画そのものの宣伝にもなってしまったわけだ。



楽天イーグルス! 今年は優勝だ!!

2008年04月03日 22時33分22秒 | Weblog
今夜の巨人×中日戦は、やっと巨人が一勝しただけなのに、「巨人軍の歴史が…」「伝統の…」などとアナウンサーが自己陶酔状態。活躍したのは、皆、カネで横取りしてきた選手ばかりだろうに、巨人びいきもひどいものだ。

昼間、ケーブルTVで楽天×ロッテ戦を見た。楽天は、岩隈の好投、山崎の300号ホームランでロッテを圧倒し、これで7連勝、パ・リーグ首位となった。
観客のほとんどは地元の楽天ファン、素朴ながらも選手との一体感が感じられて、野球本来の楽しさが味わえそうだ。
通算300号を打った山崎選手は、野村監督にホームラン数は「わしの半分や」と言われたと笑っていた。
巨人のようなスター気取りの選手はいないが、勝つことの楽しさを味わっているのが伝わってくる。

このまま優勝へ突っ走れ…楽天イーグルス! 
そして、くたばれジャイアンツ!!

TBS「いのちの地球…今そこにある50の危機」の大ウソ!

2008年04月02日 22時30分18秒 | マスメディア

TBS系列「報道大河スペシャル いのちの地球…警告!今そこにある50の危機私たちに出来ることは?」が3時間に渡って放送されている。

オーストラリアの干ばつ、地表の温度が25度になったという南極、ハイブリッド種が生まれた北極のシロクマとガラパゴス諸島のイグアナ、消失するキリマンジャロ山頂の氷河等々、こけおどしの映像が垂れ流し状態で続く。こんなもの、どこが「報道大河スペシャル」なのか? 以前、「筑紫哲也ニュース23」で放送した映像をそのまま使っているだけではないか? これで「報道のTBS」などと言うつもりなのか?

司会の関口宏は、知的感度がいかにも鈍そうで、この番組にはぴったりだ。絢香の地球環境を憂う歌を深刻そうに紹介していたが、こんなつまらない歌を唱わせない方が「省エネ」になるんじゃないかと思ったほどだ。あまりにもばかばかしい番組なので、途中で見るのを止めた。

TBSは、いつから「地球環境教」を布教するTV局になったのか? あまりに恣意的な映像の選択、感情的なナレーション…一億総懺悔して、発展途上国に詫びろとでも言うつもりなのか?
「地球環境」を宗教のごとく扱うこの番組のウラには、「国益」を顧みることさえ否定するTBSの偏向した報道姿勢がある。

現在の日本にはまだ経済力がある。海外の資源・食糧を調達する力があるのだ。そのこと自体を”悪”であるかのように扱う、きれいごとの報道姿勢は何なのかと言うことだ。中国が台頭し資源・食糧をめぐって紛争が生じた時、TBSは白旗を掲げて中国にひれ伏せとでも説教するつもりか?

国際社会は、きれいごとでは生きていけない。子ども達にはそのことを教えるべきなのだ。経済力のある今なら遅くはない。この番組では、子供に家の電気や水の節約をさせて、それが環境への取り組みだとしていた。だが、そんなことは枝葉末節なのだ。
日本の将来を見据えて、「国益」とは何かを考えさせること、そして空虚な平和論の悪影響から離脱させることが必要なのだ。


ガソリン値下げのマスコミ報道

2008年04月02日 11時57分24秒 | Weblog

ガソリン値下げについては、TV各社が「パニック」の画像を撮ろうとしていろいろ画策したようだが、結局望むような混乱は生じなかった。

 稲垣武氏の著書に次のような記述がある。

「…子供が池に転落しても、”行政の責任が問われている”と書くのが、新聞の常だった。…子供の転落防止は親の監督責任であり、行政の責任ではない。しかしマスコミは不特定多数の批判はタブーだから、抗議される気遣いの少ない官庁の責任にするわけだ。汚職が発生した際も、一部の不心得者の仕業で、大多数の役人は真面目に働いているような場合すら、あたかもその官庁全体が汚職の巣のように報道する。それが高じると、世間的な常識からして、犯罪に当たらないようなものまで、汚職と決めつける。旧大蔵省と銀行の癒着が問題化した際は、癒着の手先とされた銀行のMOF担当が新橋あたりの安い居酒屋で、親しい役人と一人前数千円の会食をしたことまで、癒着の照明とされた。
こういった誇大な報道に対しては、常識でそれが妥当かどうか判断する以外ない。間違っても”MOF担当は悪い連中だから、些末なことでも許さない”といった感情に走らないことだ。」(「新聞・テレビはどこまで病んでいるか」 p.190)

今回のマスコミ報道にも、限りなく世論誘導の臭いを感じるのは私だけだろうか。この問題に関連して、またぞろ「地球環境」という、ありがたいお言葉が使われているが、こういうときこそ第4の権力であるマスコミを疑うべきだと思うのだが…。

 


さあ、ガソリン・スタンドへ!!

2008年04月01日 10時15分42秒 | Weblog
4月1日、さあガソリン・スタンドへ行こう!

2200ccの車は、すぐガソリンを食い尽くしてしまう。リッター150円にもなってしまうと、必要な時以外は車に乗りにくくなってしまう。
今日、本当に125円になっていたら、どこかドライブにでも行こうかと思う。
エイプリル・フールではないだろうな…。
確かめに行こう!

TVのワイド・ショーなどでは、ガソリン値下げを環境問題にすり替えようとしている。環境問題のNPO法人のメンバーにインタビューをして「地球環境に悪い影響を与える」などと途方もない話に膨らませている。
昨日の福田首相の発言にも、このような環境問題への言及があったが、都合のいい時だけ「誰も正面切って反対できない」環境問題を持ち出すのは卑怯そのものだ。

民主党小澤代表が言うように「野党が力を持てば、出来ないと思われたことでも出来るのだ」というのが、率直な受け止め方ではないか。別に、民主党を支持するわけではないが…。