崎川浜の感動を書いた。(2013.1.13)
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大自然に生かされている幸せ
冬晴れの朝、猪苗代の崎川浜に水鳥たちを訪ねた。凍てつく寒気にひとり立ち、どこまでも清らかな湖水、そこに憩う汚れなき水鳥たちを見つめていると、心からの感動を覚えた。コハクチョウやオナガガモが厳寒の湖水に漂い、あるいは湖岸の雪に横たわり叫び合っていた。彼女たちは何を思い何を語らうのか。
紺碧の湖水に浮かぶ凛々しい磐梯を仰ぎ、この美しい純真ないのちと一緒に生かされている一個の人間を思うと、涙があふれた。また、この日初めて蜃気楼を見た。遠く雪の山並みと紺碧の湖水の境界に見えた揺らぎは確かに蜃気楼に違いなかった。
この山紫水明の大自然に、また不思議な勇気をもらうことが出来た。今年も自然を友にして心を遊ばせ、生きていることを見つめながら過ごしたいと思っている。
水鳥たちの北帰行までには、孫たちにもこの感動をあげたいと思っている。
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