エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

昆虫観察会

2015-09-09 | 環境問題

  受付・資料配付 土壌観察

もり案の地区研修会に講師として参加した。

研修場所は、喜多方市中山森林公園、これまで、温泉には良く入りに行ったが、あの池の裏にこんな素晴らしい自然公園があるとは知らなかった。

雨が心配だったこともあり、また、昆虫が少ない実情を考慮して、90分ほどの与えられた時間を、写真を中心に虫の話を考えた。

前半は昆虫を僕の撮った写真で概観することにした。準備した写真は100枚を超えた。

後半は、いつも心配している、マダラナニワトンボ、コバネアオイトトンボ、ヒメシロチョウについて、保護の必要性を訴えた。

写真は、1週間かけてA4判写真用紙にコピーして、硬質のカードケースに入れた。

資料は全10ページを参加者分(17部)整えた。

 資料の内容は以下

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 テーマ 「会津のチョウ・トンボとその保護」

  1.昆虫概観  昆虫、トンボ、チョウ
  2.絶滅が心配される 会津のチョウ・トンボ
   (1)環境省の第4次レッドリスト
   (2)消えていく身近な虫たち
   (3)写真集:愛おしい会津のチョウ・トンボたち
  3.チョウ・トンボの保護を考える
   (1)自然の中のビオトープ
   (2)絶滅寸前のマダラナニワトンボ
   (3)B地区のヒメシロチョウの保護
  4.昆虫老人の願い
   (1)自然保護を訴える
   (2)自然保護思想を育てる
 (参考資料)

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (表紙に、テーマと内容タイトル、連結打空産卵しているマダラナニワトンボの写真を添えた。)

曇り空の中、管理棟の野外で約1時間20分ほどの話を、皆さん熱心に聞いてくださった。

その後、山へ入りわずかに飛び交うアキアカネ、ノシメトンボをとらえ観察した。

「これはこうで、アキアカネのオスです。」と解説したら、なんと捕らえた腹部の赤い尾からなんと卵を産んだ。

疑問のまま、その場ではメスであったことを不思議に感じた。あとで調べると、アキアカネのメスにも赤くなる個体もあることを知り、反省、反省。

昆虫観察をしながら、途中、土壌のことをE.satさんから指導を受けた。

朝8時45分開会式、(昆虫観察会と土壌観察会)の研修を終えたのが11時45分だった。

帰りに温泉に浸かる計画だったが、疲れた。かなり延びた会津縦貫道路を走りまっすぐに帰宅した。

秋風が吹き込む窓辺で、一仕事終えた開放感に浸った。   2015.9.5 (土)