金堀の雪囲いボランティアに行った。毎年この時期、恒例だ。
春に追加して植えた桜の苗、1本枯れたようだが、6本が少しづつ太く育っている。
日当たりもいまいちだが、何より雪でやられてきた。6年目になる一番太いのは来年は咲くだろう。
作業は早めに終わり、Annさんの差し入れの柿をみんなで戴いた。誰も穫らない柿を収穫し、お土産にした。
珍しく新鮮なのアザミが咲いていた。ナンブアザミも終わりを迎えた。
ナンブアザミ
帰りに久々に晩秋の里山を巡った。太い木々の幹にアキアカネが止まっていた。キチョウ、ヒメアカタテハが暖かい日に誘われ舞っていた。ノシメトンボも。
ノシメトンボ アキアカネ♂
水辺に回ると、キトンボが数頭敏感に動き回っていた。実にめざとく敏捷だ。
キトンボ♂
いつものポイントに落葉松の紅葉を見に寄った。忙しくしているうちに、すっかり冬のたたずまいだ。
美しい秋を垣間見た。秋色の中、磐梯がどこからも麗しい。
ツルウメモドキ ヒオドリジョウゴ
木々の葉が落ち、赤井谷地の湿原らしきものが見通せた。
日だまりにスミレが咲いていた。
飯豊の山脈も美しかった。
久々の里山での自然との対話に満足、満足。
帰宅後、庭のドウダンの雪囲いを終えた。
我が家の紅葉 : キリの大木の脇に、葉を見ると黄色いのはオオモミジ、赤いのはイロハモミジのようだ。
化学的成分では葉緑素の残る葉に、まばらに黄色(カロチノイド)や赤く(アントシアニン)なる。
季候と、日当たりが演出する秋の彩りだが、木によっていろいろで遺伝因子にも因るのだろう。
クマシデが美しいが、イチョウのように赤くはならない。
トウカエデは黄色いままだが、このヤマモミジは赤くなるのだろうか。