エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

オオトラフトンボ

2016-05-29 | 自然観察

いつも、自然の営みを見て感動している。

あちらこちらで、クモが糸を張り獲物を捕らえていた。また、糸を張らないジグモがアブの仲間にかみついている。

カワトンボはハエの仲間をがっちりつかんで食事中だ。

モンカゲロウや、ウスバシロチョウ、エゾイトトンボなどが、ネバネバしたクモの糸の餌食になろうとする瞬間も見た。

クモには迷惑かも知れないが、糸を丁寧に撮り、大好きな友達を助けた。

驚きは、大きなオナガアゲハをヤマサナエが捕食して目の前に止まった。

弱肉強食は自然の摂理。みんな、一生懸命に生きている。そんな生きるための活動の瞬間瞬間を、驚き、たまには哀れを感じながら里山に佇んでいる。

      

  

  モンカゲロウ

 カラスアゲハを難なく運ぶ

 

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しばらく町内会の雑用に追われたが、さわやかな日曜日、孫も来ない。以下に、少したまった写真を整理した。

羽化したばかりのイトトンボ類が水辺にかよわく羽ばたいている。

一足先に羽化、色づいてきたエゾトンボは、いつしか林間から水辺に移動し始め、産卵風景が見られるようになった。

エゾイトトンボ♀の黄色が濃くなった。 オゼイトトンボの発生はエゾより遅い。モノサシトンボも右派が始まった。

産卵   

    たぶん♀ 

ハラビロトンボ  成熟度によりいろいろな色が現れてきた。                                                                                

  成熟し始め♀     

     そのうち青白い粉を吹く♂ 

         顔面の輝く碧き金属食が美しい 

  ゴイシシジミを初見  ヤマキマダラヒカゲ春型♀

今年は個体数が多いギンイチモンジセセリ 

 

  ヤマボウシ 薄緑 芳香 ハリエンジュ

 ノアザミ咲く  エゴの実

目立ち始めた ヒマラヤシーダ   

 

 昨年も見かけたオオトラフトンボは、オオルリボシヤンマや、サラサヤンマと違ってホバリングが少なく、なかなか撮りにくい。

 

 

マダラヤンマが棲息していても良いが・・・    オオルリボシヤンマだろう。

   

早いものだ、もう6月。またなつかしい仲間に合いに行こう。