雪に埋もれた静寂の世界にも、春のささやきが聞こえはじめた。
浜に近づくと、カ~ウ、カ~ウとコハクチョウの鳴き交う声が響いていた。
崎川浜の水鳥たちももう大分北へ帰っていったのだろう。ずいぶん少なくなった。
浜の日だまりに、数十羽のコハクチョウはしばし憩いのひととき。
合図があるのだろうか、3羽、5羽、10羽と一斉に飛び立ち、旋回し松林越しの田へ移動していった。
何時訪れても、美しい白鳥の湖だ。
秀峰は見えず、ときおりの地吹雪で目の前が見えなくなった。
一部だけ雪が解け始めた田圃に数十羽が群がって羽を休めていた。
昔の記録をたどった。
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/167f5ac02524da153c0a3a0fd972be9b
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