エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

身近な自然を楽しむ

2017-09-15 | 自然観察

ごく身近な自然を楽しんでいる。

まずは我が家の庭、邪魔になると枝を払うが、極力雑草も抜かず緑の真只中が好きだ。

それぞれに生き生き、なるがままに育っている。

先週の日曜日も、血液センター通りを除草しようと役員が集まってボランティアで汗を流したが・・・。

我が家までの130mの私道、雑草が伸びているがあまり気にならない。

他人が見れば、何とむさ苦しいからと除草となるが、また咲き出したタンポポの花や、ときどき見かけるカマキリも良い。

特別害がなければ、個性豊かな緑がさわやかに思える。

むしろ、町内の到る所ところにツルフジバカマを植え、絶滅危惧種のヒメイロチョウを増やしたいなどとも考えるくらいだ。

今日は、庭を眺め、ごく近くの里山を楽しんだ。でも、少し風があり、撮影にはちょっと・・・。

 

 

 

 

すっかり定着ウラギンシジミ 

 

オオハンゴンソウ特定外来生物 黄色い雄しべ

綿毛をつけたはじめた種子 実りの見張り

 ウラギンヒョウモン   

ガマズミ ツリフネソウ

ミソソバ咲き出す ヤマウルシ

ナツアカネ ミヤマアカネ♀

アジアイトトンボ 会津大学の池で

ガマの穂 ナンブアザミ

以下、庭で

ネバリギクという キアゲハ

ベニシジミ 色づき始めたサンショ

 

 


蓋沼森林公園 自然観察会

2017-09-15 | 教育を考える


  
 「もりの案内人」の会、多忙で、思うように活動へ協力できないでいたが、久々に地元の中学校の自然観察会へ。

 朝方、髙田方面の山は暗い雲に覆われ、小雨模様だったが、じきに陽も射し絶好の自然観察日和となった。

    

 生徒が到着するまでの約1時間、ひっそり佇む蓋沼周囲を巡るコースの下見をした。

 木の葉が色づき初め、小生には清々しい初めての山道だった。自分なりに観察・解説の構想を練りながらの森林浴だった。

  

 生徒100名の大所帯、各班8人編成で森を歩いた。

  話題とした虫(アキアカネ、ナツアカネ、メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、ウラギンヒョウモン、イチモンジセセリ、クロヒカゲ、コミスジ、カメムシ類幼虫、

 セスジツユムシ、バッタ類、コウロギ類、ニイニイゼミ・ミンミンゼミ抜け殻など)

セスジツユムシ 松の木にミドリヒョウモン

 

 植物(ワレモコウ、ノコンギク、カラマツソウ、ツリバナ、ツリガネニンジン、ツノハシバミ、ツルリンドウ、ヤマボウシ、ヤブツルアズキ、ガマズミ、ホトトギス、

 ミヤコグサ、ヒキオコシなど)

ヤマユリ種鞘20個  エゾゴマナの花にヒョウモン類

 ツノハシバミ  ヤブツルアズキ

 クマのはがしたホウノキの樹皮 樹液をなめるらしい 

 

 前途ある若者たちはおとなしくきちんとしていた。生徒はニホントカゲ、ダルマガエルを捕まえ、楽しく興味深く観察していた。

 生徒には、名前も大切だが、沢山の虫や植物はそれぞれがばらばらでなく、つながっていること(食物連鎖、森林生態系、生物多様性)などについて触れ、

 これからも沢山の自然に触れて関心を持って欲しい、そして自然を守ることが大切なことを理解して欲しと話した。

 ときどき陽が射す快適な約1時間30分の自然観察会、生徒は、講師の個性的な解説を聞きながら、それぞれに自然への関心を深めたに違いない。(2017.9.14)