特別な感慨はないが、元気でお誕生日を迎えたことは喜ばしい。
いつもより早起きの清々しい朝だった。
快晴の春日和、絶滅危惧種ヒメシロチョウが気がかりで生息ポイントを尋ねた。
市内で唯一生息する土手、昨年の様子から今年はいよいよ見られなくなる心配をしている。
阿賀川河川事務所に、食草のツルフジバカマを刈り残してもらって6年目になる。
同世代の方々がゲートボールに興ずる姿を横目に、土手の萌えを観察した。
テントウムシを見つけた。タンポポはほとんどエゾ、セイヨウより早いようだ。
昨年の枯れ枝の間に、ツルフジバカマの新芽を確認した。
カラスノエンドウやスズメノエンドウは少し早い。
スイバ
ツルフジバカマスズメノエンドウ
カラスノエンドウ エゾタンポポ
そうそうに切り上げ、今なお安定した生息地へ向かった。
特記事項は、途中カモシカに遭遇したこと。
ニホンカモシカの雌?か。何度か遭遇するが、警戒しながらも、いつものようにマイペースだった。
ルリシジミの他は、越冬したキタテハ、テングチョウ、アカタテハが特別な日を祝うように出迎えてくれた。
ヒオドシチョウがこんなに馴れ馴れしいとは思いもしなかった。
チョウジザクラ
アカタテハ
キブシ 吸蜜 キタテハ
アブの仲間 ヒオドシチョウ
エゾタンポポ
オツネントンボ ウグイスカズラ
オクウスギタンポポ
ビロウドツリアブフッキソウ
キバナアマナ キクザキイチゲ
アブラチャン マンリョウ遅咲き
レンギョウ ヒュウガミズキ
コブシ
トサミズキ
いつものように帰りにショウジョウバカマをのぞいた。
逆さ磐梯
いつもの生息地で、今日1頭のシロチョウに出会った。
あまりに活発に飛ぶのでモンシロと判定したが、あとから写真を見てびっくり。
ヒメシロのようだ。
春型 ♀のようだ。近々再挑戦!
朝9時半に出発、あちこち廻って帰宅が2時半。5時間の長丁場。
ばーちゃんには心配をかけ、しこたま怒られ沈んだ。
思い出に残る誕生の日が過ぎた。