1週間前、翁島の湖畔三城潟にはコハクチョウと再会した。
声はすれども、背丈以上に伸びたカヤに阻まれ湖畔まで近ずけない。やっと遠くに遠くにコハクチョウを認めることができた。
3歳の悠くんの、「ハクチョウに会いたい!」との要望にこたえて、会えるか心配だったが、カモたちは居るだろうと猪苗代湖を目指した。
ママの車に、悠ちゃん、カメラマンのじい、すずちゃんを抱っこするばあちゃんと。至福のドライブとなった。
1週間前まで全く水鳥もいなかった長浜にも、数は少ないがオナガガモが羽を休め漂っていた。しばらくみんなで眺めた。
オナガガものオスの首筋が黒い斑点は幼鳥だろうが、初めて見た。
長浜
ハクチョウを求めて、湖畔を走らせると、ようやくガラス館の裏の田んぼで羽を休めるコハクチョウの集団を見つけた。
よく来たな! ゆっくりして行けよ! しばし猪苗代の空でゆっくりしろ!と呼びかけた。
いつも思う、水鳥たちはなんと純粋なのだろう。彼女らを愛おしく切なく見つめる日々がまた続く。
やがてすべてが雪に埋もれる。厳寒の湖畔に佇む彼女らに、ときどき会いに来よう。
それにしても、数日降り続いた雨上がりの磐梯の中腹に、やわらかな雲がかかっていた。
美しい、麗しい磐梯を撮りながら川桁へ。落葉松の紅葉を見たくなった。
からまつはさびしかりけり
山容は観る場所で変わるものだ。どこから眺めても“麗しの磐梯”なり。
志田浜からの磐梯も美しい。
天神浜
白津付近 八田野
強清水 長瀬川
川桁方面からは赤埴山が大きく、磐梯のとんがりが独特だ。
冬がもうそこまで来ている。(2014.10.23)
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