少し疲れ気味なので今日は一日のんびり過ごした。
今日は昼に26℃を超える夏日となった。カメラを手に、しょちゅう庭に出て清々しい初夏の訪れを楽しむことが出来た。
我が家のキリの大木の花が咲いた。望遠で撮った写真にタンポポの綿毛が付いていた。
ライラックにはアゲハが2頭吸蜜に訪れ、トラフシジミやベニシジミも初見できた。
コミスジも舞ってきた。また、スジグロシロチョウが庭のいたるところに咲くゴウダソウに卵を産んでいった。
トラフシジミ ゴウダソウ
シロリュウキュウツツジが咲いた。ドウダンより遅れてサラサドウダンも間近に咲きそうだ。
ひさびさにキジが来た。写真を撮っていたときには気がつかなかったが、写真を見てオスの脇にメスもいたことが分かった。
オスの美しい姿に気を取られていたのだ。
↑ こんなところにメスがいた
珍しいハチに出会った。
庭のエノキに鮮やかなオレンジのハバチが葉の先を行ったり来たりしていた。
初めて見るハチだ。触角の特徴から図鑑を見るとコンボウハバチの仲間と推測した。
ネットで調べるとホシアシブトハバチと判明した。
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●ホシアシブトハバチ
体長16~17mmほどで、ずんぐりした体型のコンボウハバチの一種。
毛の生えた両肩と腹部は鮮やかな橙黄色、頭と小楯板の全体および腹背面の一部は濃藍色。
♀は脚が黒く、♂では基節末端が黄色です。今回はやはり♀だったようです。
出現時期は4~5月頃で、交尾は羽化直後に行われることが多く、♀はエノキの(若葉の)葉柄や軟らかな新枝に卵を産み付けます。
孵化した幼虫はエノキ(ニレ科)の葉を食べて成長します。
分布は本州、四国、九州。
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どうも産卵活動中だったようだ。そう言えば、ネットに載っている幼虫はいつか見たような気がする。
【幼虫:ネットからお借りした】
あとで葉を調べてみたが、卵らしきものは発見できなかった。これから何本かあるエノキを注意して見ていたいと思う。
里山へ出なくても、我が家の庭はいまどき市街地には珍しい、素晴らしい自然に恵まれた環境にある、と思っている。
これからはジャコウアゲハやアゲハが産卵していくだろう。
また、ホシミスジが楽しみだ。一層緑が濃くなり、蚊が出てくるのが気が重い。
季節の移ろいを楽しく見つめて過ごしたいと思ってる。
山椒の樹にアゲハチョウ
カタバミにヤマトシジミ
がきてくれますが、
庭にトラフシジミやコツバメが訪問して
くれるとは豊かな自然に囲まれている
のが良くわかります。
素晴らしいですね!