昨日の日曜日、子供会や老人会、町内会の役員が協力して町内の冬の備えを終えた。
緑地の落ち葉を集めは、町内会館大掃除の時に延ばし、メインは「歳の神」のための茅を立てとなった。
昨年より秋が遅いようで、紅葉が素晴らしく、未だ葉っぱはしっかり付いていた。
茅100束を浄水場南口から運ぶ
前日まで雨降り、今日も雨降り、昨日だけ茅立てのために晴れてくれた。 来年お正月まで、濡れないように!
歳の神を行う刈り取りの済んだ田に行くと、畦や小川の所々に鮮やかなピンクのテープが付いた杭が林立していた。
いよいよ住宅地への開発の為の測量のようだ。
測量の杭が打たれた田んぼ
その布石はあった。昨年秋に一部の小川にコンクリートのU字溝が敷設され、暗澹たる気持ちになった。
かつてはホタルも飛び交ったこの田んぼは、小川にはドジョウやサワガニが棲み、ときどき孫を連れて観察したこともあった。
まさに町内のオアシスだ。この肥沃の大地もコンクリートで覆われてしまう。 弱々しく舞い降りたアキアカネに、いい知れない寂しさが湧いた。
雪の降りしきる中、夜空を焦がす歳の神もこのお正月が最後となりそうだ。
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