エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

柿の木

2009-11-26 | 日々の生活


 郊外を車を走らせると、きれいに実った柿の木をよく見かける。今の季節の風物詩だろう。いつも虫たちを撮りに行く里山の畑にも、何本もの柿の木が大きな実を付けていた。霜が降りるようになっても、それらは多くが採られずに、そのまま熟して雪を迎える。
いつももったいないと眺めている。採るのが面倒なのだろうか。あまり食べたくないのだろうか。取り手がいないのだろうか。人様のもの、採らせてくださいとも言えない。
 まあ、カラスやヒヨドリには春までの格好の恵みとなるには違いないが・・・。

我が家では妻が大の柿好きで、身知らず柿の出始めには知り合いに送るついでに一箱余分に買ってくる。スーパーに行くと、まだ残っているのに、いつも品定めしているほど、柿には目がない。柿はすぐに柔らかくなってしまうが、妻一人、風呂上がりにすっかり柔らかくなった柿をおいしそうに食べている。

 我が家にも毎年収穫を心待ちにしている柿の木が2本ある。でも、日当たりも悪いせいか実を付けない。数年前から、一本の身知らず柿が花を付けて、4~5個実を付けるが、いつも色づくまでに落ちてしまう。来年こそなって欲しいものだと淡い期待を抱いている。



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