【除草された虫たちの楽園】
里山散歩の足を伸ばしてときどき会津レクリェーション公園を歩く。
一面の芝生のわきに小川が流れ、境の土手には豊かな秋の草むらがあった。ここには数日前まで、紫色のツルフジバカマがきれいに咲き、オオチャバネセセリが花から花へ飛び交うきれいな空間だった。そこには県の準絶滅危惧種に指定されているヒメシロチョウがひらひら舞い、食草のツルフジバカマに産卵していた。
昨日行ってみたら、その草むらが跡形もなく除草されてしまっていた。これ以上の落胆はなかった。がっかりして、言葉もなかった。
ヒメシロチョウは、最近では明らかに減っていて、ほんのわずかな空間で生き長らえてきたチョウだ。その食草と卵がすべて失われてしまったのだ。
里山の公園は、自然の生態系を豊かにするビオトープの意義がある。そこでの除草については、意義を初め、時期や場所など、もっと環境を考慮し慎重であるべきだと思った。
里山散歩の足を伸ばしてときどき会津レクリェーション公園を歩く。
一面の芝生のわきに小川が流れ、境の土手には豊かな秋の草むらがあった。ここには数日前まで、紫色のツルフジバカマがきれいに咲き、オオチャバネセセリが花から花へ飛び交うきれいな空間だった。そこには県の準絶滅危惧種に指定されているヒメシロチョウがひらひら舞い、食草のツルフジバカマに産卵していた。
昨日行ってみたら、その草むらが跡形もなく除草されてしまっていた。これ以上の落胆はなかった。がっかりして、言葉もなかった。
ヒメシロチョウは、最近では明らかに減っていて、ほんのわずかな空間で生き長らえてきたチョウだ。その食草と卵がすべて失われてしまったのだ。
里山の公園は、自然の生態系を豊かにするビオトープの意義がある。そこでの除草については、意義を初め、時期や場所など、もっと環境を考慮し慎重であるべきだと思った。
残念でしたね。
公園管理者としては、子供の遊び場としての安全を考慮したのでしょうか。
公園の管理のあり方は難しい問題ですね。私のお気に入りであったひっそりと人知れず森に囲まれた溜め池、池の周囲に人一人が歩ける小径が廻っていました。野鳥や昆虫なども多く、釣りを楽しむことも出来ました。何年か前に市で公園として整備し、洋風古城のような造作と池周辺の伐採、遊歩道、駐車場、花壇等が整備されました。防犯や安全性は増したためか散歩する人も見られるようになりましたが、不埒な輩が構造物を破壊したり、何よりも動植物相が変わってしまったように思います。
別件ですが、今年は早くもモクセイが咲いています。金でも銀でもなくクリーム色の花です。ウスギモクセイなのでしょうか? 昨年より1週間ほど早いように思います。
付近を歩く人はほとんどありませんが、マムシに注意!などの表示があります。理由はいろいろあるでしょうが、ここは除草には熱心過ぎます。秋の風情もなくなりました。
チョウのことなど念頭になかったでしょうが、まず、生態系としての環境を考えて欲しいところです。
デンさん、しばらくです。
近くの池も昨年葦の除去工事があり、今年はイトトンボが激減しています。公園の自然環境を多角的に捉えて欲しいものです。
キンモクセイの季節、もう咲いたんですか。こちらはまだ小さなつぼみがようやく見え始めたところです。ウスギモクセイがあるんですか。確か、1番花の色は薄かったですが・・・。また観察してみます。楽しみです。
行くと、ビーバーが食べつくした後・・・
最近は草刈器具の発達によって、草刈の回数と、範囲が拡大していますね。
科と思うと、郊外はオオブタクサやアレチウリが生い茂り、既存の野草たちが失われています。
絶滅種の保護などといって、移し変えて、保護する・・・
自然の状態でなければ、意味は薄いのですが、自然母語に力を入れていると大得意・・・
残ればいいというものでないことに、気がつかないようです。
自然とは何か、里山とはなにか・・・
よく考えてほしいですね。
明らかに、徐々に里山の自然がかわっています。里山を歩いて、いつも小さな身近な生き物を守りたい思いでいっぱいです。
本当に毎年毎年心配しています。ちょっとしたことで、簡単に壊れてしまう生態系です。絶滅の危機にさらされて生きている虫たちを愛おしく見つめています。昨日、マダラナニワトンボの産卵を見ることができて本当に嬉しかったです。