最近、有り余る蔵書を整理している。もう使うこともない半世紀も前の専門書はようやく決断したが、
より分けた趣味や教養本のたぐいはいざとなると捨てられない。
ヨガの行法の断捨離は、不要な事物を断ち・捨て・離れることにより、人生を改善しようとする考えだ。
本だけではない、食器類や衣類、靴、数々のバザーに出したら良いものなど、要らないのではというものがいっぱいある。
古いPCやプリンター、凝っていたフィルムカメラなども捨てられず悩んでいる。
そのあげくに、慌てず時間をかけてなどと心を落ち着かせている。
そんな折、手に取った本は、下重暁子著「持たない暮らし」や久保田昭三著「風来好日」、加島祥造著「ひとり」など。
それらの本から、老子の「足を知る」や良寛の生き方に行き着くことを知った。