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「ほぞをかむ」について考える

2010-11-27 10:20:53 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

漢字では「臍を噬む(ほぞをかむ)」と書きます

ほぞとはおヘソのことです。

Photo 噬むは噛むと同じ。ニュアンスとして、噬は前歯でかぷっと、噛は奥歯でしっかりと・・・みたいな感じです。噬にはついばむという意味もあるのです。

この場合の臍(ほぞ)は自分のものです。自分のへそをかむなんて、いったいどうやったらそんなもん噛めるのか・・・。「噛めるわけないじゃん」、って話ですよね。

ですから、「ほぞをかむ」とは不可能なことのたとえです。なのですが、ちょっとニュアンスが違います。

おおもとは噬臍(ぜいせい)という熟語で、晋と楚の勢力争いを書いた『春秋左氏傅』(左伝)が出典です。へそには口が届かないから、いくら後悔しても間に合わないのだ、と。

ぜい‐せい【噬臍/噬斉】

《「春秋左伝」荘公六年から。「噬」はかむ、「臍」はへその意》取り返しのつかないことを後悔すること。ほぞをかむこと。 「十年を待たずして必ずの悔あらん」〈露伴・運命〉

大辞泉

一般に「悔やむ」「後悔する」の意味で使われます。後悔はどのみち手の打ちようのないときにするものですが、「臍をかむ」は後悔の程度を上げて「激しく後悔する」が適当なようです。

(ほぞ)を噬()・む

《「春秋左伝」荘公六年から。自分のへそをかもうとしても及ばないところから》後悔する。すでにどうにもならなくなったことを悔やむ。「あとで・んでも遅い」

大辞泉

 でもどうしたら、自分の臍を噛もうなどという発想が浮かぶのか、そちらのほうが不思議です。

Photo_2

したっけ。

コメント (4)
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倉内佐知子

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