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都月満夫の短編小説集2

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「晴れているのに雪が舞う・風花」について考える

2013-12-27 09:21:38 | 似顔絵


晴れているのに雪が舞う。このような天気は冬の太平洋側の地方に共通しているもので、日本海側や山沿いに雪を降らせていたものが、時々山脈を越えて太平洋側にもやってくる時にみられる現象です。

ふつうは、冬型の気圧配置で季節風が強く気温の低い日に、ちらつく程度に降ることが多いのです。

ちらちらと降る雪は、降るというより風に舞うようにも見られます。

こういう現象を「雪が舞う」といいます。

小雪が風に舞う様子が、花びらを連想させるところから、「風花(かざはな)」という呼び方をします。また「かざばな」とも呼びます。

山沿いで降った雪が平野部に飛んでくることもあります。

かざ‐はな 【風花】

《「かざばな」とも》

1 晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪。山岳地帯の雪が上層気流に乗って風下側に落ちてくるもの。《季冬》「山国の―さへも荒けなく/虚子」

2 初冬のころの晴れた日、風が吹き始める前などに、雨や雪がぱらぱらと降ること。

3 「風疿 (かざほろし)」に同じ。

大辞泉

赤城山麓では、山を吹き越えると書いて「吹越(ふっこし)」と呼んでいる地方もあるそうです。

空が晴れているのに、舞うようにチラチラと落ちてくる雪を、寒さの中に咲く花という表現はロマンチックですね。

Photo

したっけ。


コメント (14)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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