団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「犬将軍徳川綱吉は名君だったかもしれない?」について考える

2018-01-21 07:17:59 | 歴史

江戸幕府5代将軍・徳川綱吉といえば犬を始めとした動物への偏愛が過ぎた異常人格者であるという印象あるのではないでしょうか。 

とくがわつなよし〔トクがは〕【徳川綱吉】

[1646~1709]江戸幕府第5代将軍。在職1680~1709。家光の四男。治政初期は堀田正俊を登用して文治政治に努めたが、正俊の死後柳沢吉保を重用し、生類憐(しょうるいあわれ)みの令を発して犬公方(いぬくぼう)とよばれた。また、貨幣改鋳によって政治の混乱を招いた。

デジタル大辞泉の解説

 

 

綱吉と、綱吉が制定した「生類憐みの令」がもたらした現代社会・そして食文化への影響について考えてみましょう。

たとえば、東北で5万人もの死者を出したと言われる元禄の大飢饉(1695〜1696年)が起きている最中、中野の住民を強制退去させて16万坪もの広大な敷地に犬小屋を建てて10万匹以上の野犬を保護し、犬1匹あたり米3合、味噌、干しイワシを与えるなど、異常さは十分に見て取れます。

 

この飢饉の際に害獣を殺すこともできなかったことから、東北の民衆の恨みは相当なものだったでしょう。犬を特に保護した理由として諸説ありますが、彼自身が戌年生まれだったためというのが有名です。

 

ですが、近年ではこの評価が変わりつつあります。

綱吉が将軍になったのは江戸時代初期の1680年。この時代は太平の世になったとはいえ、戦国時代の風習、習慣が色濃く残っていた時代であり、人々の「生」に対する認識は現在とはかけ離れていたようです。

たとえば、農民の家では食べるものが無くなれば老人や子供を捨ててしまうし、旅人が宿に宿泊中に発病でもした際には当たり前のように追い出す動物は下級武士の試し切りの道具にされるなど、日々「殺生」が身近であった世の中でした。

 

 

これを憂いた綱吉は「殺生を慎め」といった訓令的なお触れを出します。ですが、その後も一向に違反者が減らないために、「犬愛護令」「鳥獣保護令」「病人保護令」「捨子捨牛馬禁止令」「鉄砲統制令などといった数々のお触れを出していったのです。

「生類憐みの令」とは一文の律令ではなく、以上の複数の内容を含む包括的な政策体系の総称なのです。

 

「生類憐みの令」が犬愛護令としての機能ばかりが特筆される理由として、触れざるを得ないのが日本における「犬食文化です。

中国や韓国では現在にも続く食文化ですが、われわれ日本人は「犬を食べるなんてかわいそうだ」、「野蛮だ」と思ってしまいます。ですがアジアでは、昔から犬は貴重なタンパク源としての認識が広く伝わっていたようです。

当時の日本でも、犬食は好まれていたわけではないものの、日常の中では散見されていました。

 

犬愛護令に背いた行いは厳罰をもって対処するようにお触れを出しましたが、犬に限らず、捨子や捨牛馬、鳥獣も対しても同様に扱うことで、「生」を軽んじて無駄に殺生を行うものは死罪という、これまで当たり前に行われてきたことが極刑に処せられることになりました。

このことが当時の人々からは異質であったため、恐怖政治と受け取られていったようです。

こうして、犬だけでなく鳥獣にまで殺生が禁止されていったことで、日本の食文化は大きく肉食から離れ、米食をより尊ぶようになり、水産業の発展へとつながっていきました。

冒頭に述べたように、綱吉は歴代の将軍の中でも群を抜いてバカ殿様的な扱いを受けるようになりました。

 

6代将軍家宜は、綱吉の死後、葬儀も終わらぬうちに生類憐みの令を撤廃したといわれています。これは行き過ぎた犬の保護を撤廃したということであり、元来の目的であった、無駄な殺生を禁じ、生き物を慈しむ精神は、現在までつながる日本人の道徳心の根底となっているのではないでしょうか。

また、犬や飼育している牛馬、老人や妊婦、銃火器を登録制にして徹底した管理を行うことで勝手な殺生を防いでいた綱吉ですが、これも現在まで続く福祉制度の基礎となっているのです。

綱吉の政策の影で、あの有名な「姥捨て」の風習がなくなっていったことはあまり知られていません。

過剰な犬愛護令を基に暗愚とするには惜しい将軍様ではありますが、良い法令でも限度をこえると悪法になりかねないということです。

ですが、戦国の世の殺伐とした雰囲気を断ち切り、江戸前期に「生きることが当たり前」の価値観を広め、老人・子供から牛馬に至るまで生を慈しむ精神を根付かせ、日本人の道徳心を育んだ綱吉を再評価してもいいのではないでしょうか。

“犬バカ殿様”徳川綱吉の「生類憐みの令」が与えた、食文化への影響とは!?

 

したっけ。

 

 

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