団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖

都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

丁香花

2009-06-23 13:38:50 | 写真

20090623_002 20090623_005

自宅庭に咲いた丁香花(ハシドイ)です。

モクセイ科ハシドイ属 花期67

日本各地の山地で見られる落葉高木です。ハシドイとは、「端に集う」から付いた名前です。

ハシドイ属の木のなかで、日本に自生するのはこれだけだそうです。他のものはヨーロッパや西アジアからの渡来種です。ライラックのことを「紫丁香花(ムラサキハシイ)」、姫ライラックを「矮鶏丁香花(チャボハシドイ)」と言います。

ハシドイのことを、英語で「ライラック」、フランス語で「リラ」、北海道弁で「ドスナラ」と言います。

したっけ。

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日差しが強いときサングラスをかけますか?

2009-06-22 13:28:10 | トラ場(ブログ人投票箱)

又生ぬるい質問だ。UVカットのサングラスのことなんだろう。ただのサングラスじゃあ、眩しいか眩しくないかの問題になっちゃうからな。

これから日差しが強くなる?夏至(621日)の前後、今が一番紫外線が多いんだよ。太陽が地球に一番接近してるんだからよ。梅雨時で曇や雨の日が多いからって安心してたら大間違いだよ。紫外線は雲を通り抜けて地上に達しているんだ。

地球と云う星が生まれたころ、オゾン層は無かったんだよ。有害な紫外線が空からふりそそぎほうだいだ。だから生き物は陸地にいなかったんだ。しかし、太陽の光がとどいて紫外線がとどかない水深10メートルぐらいのところで、植物の「藻類(そうるい)」が生まれた。藻類は、光合成をして酸素(さんそ)を増やしていった地道な作業だよ。その結果、酸素からオゾンができ、だんだん増えてきたんだ。オゾン層が今のようになったのは4億年前なんだそうだ。それで、はじめて生物が陸地に進出することができたんだ。

地球のまわりにあるオゾン層(そう)は、太陽の光に含まれる有害な紫外線(しがいせん)を吸収し、オレたちや生き物を守ってくれてるんだ。しかし、エアコンなどに使われるフロンガスがこのオゾン層を壊しちゃてんだよな。その結果、地表に有害な紫外線がとどいて、皮膚(ひふ)ガン白内障などのいろいろな病気になる人が増えるているんだとさ。このオゾン層がなくなると大変なんだよ。

南極の上空には、オゾンの層がうすくなって、穴(ホール)のようにみえる場所があるんだってよ。この穴のことをオゾンホールというそうだ。

1982年に日本の観測隊がはじめてオゾンホールを発見したんだそうだ。

オゾンホールは南極の春(毎年910月頃)に、南極上空で観測されるんだとさ。

だから、サングラスをかける、かけないの問題じゃないんだ。「皆さんサングラスをかけましょう。」って、呼び掛けなくちゃいけねえ問題なんだよ。さらに、皮膚もなるべく露出しないほうがいい。オヤジとしてはちょっと残念だけど、しかたがねえ。

だから、オヤジはサングラスは必需品だ。白内障にゃなりたくねえからな。

したっけ。

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夏至

2009-06-21 11:19:49 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

冬至から半年後、太陽が黄経90度に達し、昼が1番長く、夜は1番短くなる夏至622日ころ(今年は621=今日)から16日間が二十四節季の夏至の期間である。夏至は一年の中で最も昼間が長く夜の短い日です。 冬至(1222日頃)に比べると、昼間の時間差は4時間50もあります。

(夏至: 昼14時間35/9時間25分 冬至:昼9時間45/14時間15分‥いずれも 東京の場合) 暦の上では夏にあたりますが、実際には梅雨でうっとうしい時期です。

本州では昼の時間と夜の時間の割合がほぼ21になるが、北海道など北に行くにしたがって、昼の割合が大きくなる。そして、北極圏に近づくと、太陽は1日中沈まないのです。

六月といえば日本では梅雨のシーズンです。「五月晴れ」(さつきばれ)、「五月雨」(さみだれ)、「五月蝿い」(うるさい)などは実は六月の梅雨頃を言い表している言葉です。 すなわち旧暦での五月の季語のようなものなのです。「五月晴れ」は梅雨の間に、時々顔を見せるあのギラギラとした太陽を伴った晴れ間のことなのです。日本では幸いなことに梅雨空であの太陽光線をほとんどさえぎってくれているのです。

また、日本と違って暗く長い冬が続く北欧では、この日は特別の喜びを持って迎えられ、各国で盛大に夏至祭が行われます。

北欧の人達のように夏至のお祭りを楽しむ風習がないのは梅雨空のためですが、おかげで気温の上昇がおさえられているのです。そして、恵みの雨草や木が緑を深くして行くのです。

したっけ。

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小説・桜の木

2009-06-20 15:44:04 | 短編小説

『桜の木』

都月満夫

 妻の一周忌が終わった。三人の息子たちもそれぞれ家庭を持ち、長男夫婦と孫が同居している。私は六十五歳で退職して二年が過ぎていた。退職したら、妻と二人で旅行をしようと話し合っていた。滝上町の芝桜を楽しみにしていたのだが、それもできなくなった。

 妻は、私が退職して間もなく、肺ガンで入院した。風邪ひとつ引かなかった妻であったが、一年にも満たない入院生活で逝ってしまった。その日は、妻の大好きだった庭の桜の花が全部散ってしまうほどの、風の強い日であった。

「何故あいつが肺ガンなんだ。私も煙草は吸わないし、子供たちの誰も吸わない。何かの間違いだろう。医師(せんせい)ちゃんと調べてくれよ。お願いだから、間違いだったって、言ってくれよ。」

「煙草を吸う、吸わないで、肺ガンになる訳ではありません。一般的には煙草を吸う人のほうが、発症率は高いですがね。」

 全く事務的な答えだよ。医師にとって、病気だとか、人の死は日常なんだろうけど、こっちにとっては、非日常なんだ。

「おとうさん、もう桜咲きましたか?」

「まだ咲かないよ。まだ四月だもの。」

「そうなの、まだ四月なの…。」

 妻の脳から、日常が消えていく。日付さえ分からない。毎日毎日、同じ事を聞く。

「おとうさん、もう桜咲きましたか?」

 同じ会話でも良かった。かあさんと話ができるうちはよかった。とうとう、呼吸が苦しくなって、喉に穴を開けた。もう会話は出来ない。声も聞けない。

 退院して、桜を見るのを、本当に楽しみにしていた妻であったが、とうとう見ることもないまま、逝ってしまった。

 その桜の木が、今年はことのほか見事に満開に咲き誇っている。妻の喜ぶ顔もなく、私はぼんやりと桜を見ていた。

 私の自家製のガーデンベンチに座り、ガーデンテーブルに、湯飲みが二つおいてある。退職の日に長男の裕がくれたものだ。

「こんなに綺麗な桜が咲いたから、かあさんと一緒に見ようと思ってさ。」

「おとうさん、馬鹿なことしているわね。」

って、笑っているかな。

いいじゃないか。私が一緒にお茶を飲みたいのだから…。

 かあさんの好きな「緑園」の玉露だよ。ちゃんと湯冷ましして入れたよ。

「おとうさんは、せっかちだから、直ぐに沸騰したお湯を入れるのだから…。玉露は湯冷まししてから、静かに入れるのよ。」

そう言って、いつも叱られていたからな。美味しいだろう。ちゃんと入れたのだから。

 かあさんが入れたお茶には、かなわないけどさ。かあさんが入れてくれたお茶が飲みたくてさ。でも、もう入れてくれないから、私だって何度も何度も練習したのさ。でも、まだかなわないよ。

「おとうさん、お茶が入りましたよ。」

そういってくれる笑顔が無いからさ。お茶ってヤツは、入れてくれた人の心も含めて、お茶なのだよな。何度もお茶を入れて、そう悟ったのさ。千利休の心境も、そういうものじゃないのかな。なんて、思ったりしてさ。

 かあさんは達人で、私は見様見まねの小僧って訳だ。

 小僧だって、随分上達したろう。早く飲みなよ、冷めちゃうじゃないか。

 かあさんと私が結婚して、子供が生まれて家を建てた。引越しのとき、かあさんが記念にって、みんなで植樹した桜だ。まだ三男の稔は生まれてなかったかな。

 稔は、かあさんより早く逝っちまった…。アイツも癌だったからな。かあさん、毎日病院に通って、帰ってきては泣いていたよな。可哀想だってさ。アイツが日毎に痩せていくって…。飯も食えなくなって、点滴だけになって…。そのうち、呼吸が出来ないって、喉に穴をあけられて、話も出来なくなっちまった。

震える手で白板に字を書いて、会話していた。そのうち意識が朦朧として、稔も自分で何書くんだか忘れてしまうようになった。

ある日、急に白板に「あにき、よんで…」って書いた。かあさん、慌てて裕の会社に電話した。そしたら裕直ぐに病院に来た。

「どうした稔。なんかオレに言いたいことがあるのか。」って、裕が聞いたら、小さく頷いて「長兄には…」って書いたきり、言いたいことが思い出せなくて、一所懸命考えてた。

「いいんだ。いいんだ稔。長兄なんて難しい言葉使うから忘れちゃうんだ。ゆっくり考えろ。ゆっくりでいいんだ。」

 稔の目から一滴の涙が零れた。そのうち、稔は寝てしまった。裕は帰り際に言った。

「母さん、稔がオレに言いたいこと思い出したら、いつでも電話していいから…。」

 兄弟のやり取りを見ても、泣いていた。

 毎日泣いていたのに、葬式の日は「親より早く死ぬなんて…。親不孝だ。」って涙見せないで頑張って…。あんまり悲しいと、涙も出ないんだよな。私だって涙がでなかった。寒い日だったよな。二月十日、雪が降ってさ。

 それから直ぐに、かあさんが発病して。何も、追いかけて逝くことはないのに…。

 この桜を植えて、もう三十年も経ってしまったのだよ。あんな小さかった苗木が、こんなに大きくなって、あっという間だったな。

 毎年、この木の下で、家族で花見だって、ジンギスカン焼いてさ。子供たちも食べ盛りで、足りないなんて言い出して、慌てて買いに行ったこともあったよな。

 死んじゃったけど、稔だけ私に似て酒飲みだった。魚釣りも好きだった。子供の頃、家族でやっていたマージャンも、大人になってからやっていたのは、稔だけだった。

 かあさん、私は知っていたのだよ。アイツがマージャンで負けて、お金借りに来ていたのをさ。お客さんの付き合いじゃ仕様がないねって、貸していたのをさ。

 次男の隆は市役所に入ってよかったよ。アイツは役所以外では、使い物にならないからな。頭は良いのだけれど、それだけに融通が利かない、民間の会社だったら、お客さんに叱られっぱなしだよ。四角四面を絵に描いたような性格だからな。賽の目だって角を削ってあるから、コロコロ転がるのにさ。四角四面じゃ転がりようが無い。規則なんて適当に覚えてりゃあいいものを、アイツはきっちり覚えちまう。だから、融通の利かせようが無い。もう少し頭が柔らかかったら、規則の隙間ってヤツを使えばいいのに、隙間さえ作らない。規則は使うもので、縛られるものじゃないのにさ。そうすりゃあ、もっと出世したろうにさ。そうは言ったって訊くような耳をアイツは持ってないけどさ。

 兄貴の裕は誰に似たのか、強情張りで、言い出したら梃子でも引かない。石油の販売会社でコンピュータの仕事をやっている。毎日夜中に帰ってくるよ。

「会社の上司は、コンピュータの機会さえ買えばいいと思っている、大馬鹿野郎だ。」

なんて毎日怒っているよ。

 コンピュータの請求書作りが起動に乗ったら、今度はPOSを入れるってことになってさ。その説明会に裕は出席しなくていいっていわれたんだと。「POSはポイントオブセールスで、その場で処理をするから、お前はいい。」って言われたのだと。そしたらアイツ上司に向かって言ったんだと。

「お前は馬鹿か、POSってどんなものか知っているのか、分かりもしないで偉そうな口利くな。POSってのはデータ、即ち伝票を作るだけの機会なんだ。分かっているのか。POSのデータをコンピュータにどうやって取り入れるか、またソフト作らなくちゃあ何ねえだろ…、私が行かなくてどうするのだ。POSとコンピュータ繋がんないだろうよ。せっかくPOSでつくったデータを、前の伝票のように手入力するのか。」

そう言って、えらい剣幕で怒ったそうだ。そうしたら、上司がとぼけたように言ったんだとさ。

「又、金が掛かるのか?」

「あったり前だ。そんなことさえも知らないで、相手の言いなりで機械化しようって言うのか。少しは勉強しろよ。いつもスタンドの従業員に、少しは頭を使って仕事をしろって言ってるくせに、自分の頭は飾りもんか。」

そう言ってやったら、その上司、困った顔してたってさ。

 上司だって困ったんだろうよ。経理にPOSさえ買えばいいような話で、許可取ったのだろうから…。

 それからは、コンピュータに関する話は全部、裕を通すようになったのだと。

 アイツらしいだろ。頭に血が上ると、上司だろうが何だろうが見境が無いのだから。でも上司だって、反論できないよ。アイツが言っているのが正論だからな。上司もコンピュータって、金が掛かるって言って困っているそうだ。

「何か変わったら、口で言えばよかった時代の事務処理とは違うのだ。その度に金と時間が掛かる。そんなことも知らないで、機械化しようてんだから、こんなことになる。大笑いだよ。」ってアイツ笑っていた。

 だけど何回申し入れても、残業代はくれないって怒っているよ。女性事務員の残業代もすごい金額になってきたので、何とかならないかって相談されたそうだ。

「何ともならないね。毎日午前様で帰ってる人間に、残業代の話なんか出来ない。出さないんだったら、残業させない。」

午前様で帰るんだから、バスは無い。だからアイツ、自分の車で毎晩全員送ってるんだとさ。アイツらしいよ。

機会(ハード)とプログラム(ソフト)の担当者には、何とか頼んで、会社が終業してからやって貰っている。大変だよって…。

請求書を出す時も、データを出す時も、仕事が終わってから裕が一人でやっている。だから、お前が仕事している訳じゃない、お前は機会見ているだけだって、訳のわかんない理由で、残業は出せないって言うのだとさ。

「だったら、もっと速いプリンターを二、三台買ってくれ。時間を縛られるってのを仕事って言うのだ。」って言ったら、困った顔していたって、アイツ笑っていた。

 経理部の課長さんは、毎日毎日七時に帰って残業代貰っている。あいつも大変だよ、家のローンがあるから、仕事も無いのに、七時 まで煙草吸って時間潰しているのだから…。

 会社だって分かりそうなものだろうよ、毎日同じ時間に帰る残業なんてある訳ないだろうよ。そう言ってやったら、経理の仕事量は大体毎日同じだからだって言われたってさ。

「そうしたら、何でアイツに残業がでてオレには出ないんだ。」って聞いたら、「経理の仕事は大変なんだ。」って言われた。あいつら役員全員馬鹿だよ。馬鹿の総大将が、何にも仕事をしない社長だ。昼に奥さんと、釧路まで行って蕎麦食ってきた話を、三時くらいに帰ってきて、社員の前で言うような大馬鹿だ。

 アイツの言いたい放題だ。アイツだって言わなきゃストレス溜まるだろうし、言われるほうも黙って訊くしかない。会社もアイツしかコンピュータいじれないから、首にも出来ない。アイツも自分がいないと困るって知っているから、土曜の交代休みも会社に行っている。おまけに日曜日まで…。

 一番困っているのはアイツさ。そんなに文句言っているなら辞めりゃあいいのに、コンピュータいじっているのが好きなんだとさ。

 世の中なかなか旨くいかないよ。なあ、かあさん。

 そんな訳で、裕も隆も何とかやっているようだから、安心してもいいよ。私だって、ちゃんと晩酌はコップ一杯で止めているよ。本当だよ。裕の嫁さん、敏子さんが「義母さんに叱られますよって…。」厳しいのだよ。

 ところで、どうだいそっちは。稔と上手くやっているかい。稔は甘えたヤツだから、かあさんが来てくれて、大喜びだろうよ。そっちでも甘やかしているのかい。いいよ、いいよ、甘やかしてあげなよ。誰も文句は言わないから…。もう暫くそうして待っていておくれよ。私もそっちへ逝きたいのだけれど、私が逝ってしまったら、かあさんの大好きな桜の木は、誰が面倒見るんだよ。裕は毎日、忙しいって、帰りは遅いし…。

桜の面倒見るのは大変なのだよ。虫は付くし、怖い病気もあるのだよ。天狗巣病って病気なんだけどな。これは枝の一部があたかも天狗が巣を作ったように、こぶ状にふくらんで大きくなり、小枝がほうき状に伸びる病気のことなんだよ。

 天狗巣が発病した枝を放置しておくと、周りの健全な枝にも、うつって、やがて樹体全体が、天狗巣化しちゃうのだ。そうなると、花芽は形成せず健全な枝は弱わって、天狗巣だけが短期間で小型の葉を展開し、成長を続けるのだ。病巣はやがて胞子をだすと枯れてしまう。枯枝からは材質腐朽菌が侵入し、材を腐らせるので、樹勢が衰退し、枯れてしまうのだよ。私だって製材会社にいたんだ。 

 怖いだろう。だから毎日枝を見ていて、膨らんできたところの、少ししたから切り取らなくてはならない。殺虫剤も撒かなくちゃならない。まだまだこの桜には頑張って貰わなくてはならないからな。

 最近、裕の嫁さん、敏子さんが「お義父さん、家の桜の花はとても綺麗ですよね。」

なんて褒めてくれるんだ。

「お義父さん、まだまだ、頑張ってくださいよ。うちのお父さんが退職してから、手入れの仕方、ちゃんと教えて下さいね。こんな綺麗に咲く桜なんて珍しいのですから…。」

 なんて煽てるもんだからさ。後二十年は待ってくれよな。

 敏子さん、桜を携帯のカメラで撮って、会社で自慢しているんだそうだ。嫁さんが、自慢してくれるなんて、嬉しいじゃないか。

 かあさんは知ってたかな。「サクラ」は神様の木なんだとさ。私も最近知ったんだけどね。裕がコンピュータで調べたんだとさ。なんでも「サ」はもともと耕作を表す言葉で、後に田んぼの神様「サの神」になったんだそうだ。日本人にとって米は神様の食べ物だったんだ。食べるときに、「いただきます。」と云うのは、神様と同じものを、食べさせて頂きますという感謝の言葉なんだそうだ。

だから旧暦五月に「五月女」「早苗」とか、サが付く言葉が多い。田植えは生命を生み出す女性の仕事だった。だから菖蒲湯で身体を清め、晴れ着を着て苗を植えるんだそうだ。

「サクラ」は「サ座」と書いて、神の宿る木なんだそうだ。だから、桜が咲くと、木の周りに集まって、米から造った「酒」を飲み豊作を祈願したのだそうだ。桜の花の咲き具合で豊作を占ったりしたんだとさ。

それが、今は花見だって大騒ぎだ。桜をジンギスカンの煙で燻して、いいのかな。

ああ、寒くなってきたよ。もう家に入ろうか。かあさんのお茶、冷めちゃったじゃないか。明日も旨い玉露入れてあげるよ。

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六月は旧暦五月「サの神」のつきです

2009-06-19 13:20:54 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

旧暦(陰暦)でいえば今は五月。「さつき」とも読む「五月」は、「早苗(さなえ) 、「早乙女(さをとめ) 、「五月雨(さみだれ) 、「早苗饗(さなぶり) 笹巻き(ささまき) 早上り」(さのぼり)「早降り」(さおり)「早開き」さびらき)「皐月」(さつき)など、稲作に関連した「サ」の「音霊・おとたま」ではじまる言葉・季語に満ちあふれている。

六月といえば日本では梅雨のシーズンです。 「五月晴れ」(さつきばれ)、「五月雨」(さみだれ)、「五月蝿い」(うるさい)などは実は六月の梅雨頃を言い表している言葉です。 すなわち旧暦での五月の季語のようなものなのです。 五月晴れは梅雨の間に、時々顔を見せるあのギラギラとした太陽を伴った晴れ間のことなのです。 この季節はちょうど夏至の頃なので太陽が地球に近くまた正中高度も高くなりますのであのギラギラした太陽となるのです。 日本では幸いなことに梅雨空であの太陽光線をほとんどさえぎってくれているのです。 五月雨も梅雨のだらだら続く長い雨をあらわしています。 「五月雨を集めて早し最上川」という有名な芭蕉の句がありますね。 五月蝿いはもちろん「五月蝿」(さばえ)から来ています。梅雨時に沢山発生して飛び回るうるさいハエのことですね。

Photo 「サ」とは本来「耕作」を意味し、後に神霊の意味となる。特に田の神(稲穂の穀霊)を指す言葉。山の神は田植え時期になると里に降りて田の神となる。田の神(サの神)を迎え「早苗(さなえ) を植えはじめる祝い・祭りを「サの神」が降臨することから「早降り(さおり) または「早開き(さびらきといい、「サの神」に稲からつくった(さけ)や酒菜(さかな)を捧(ささ)げる。

田植えが終り、田の神がひとまず山に帰られる(上る)ことを「早上り(さのぼり) というのは、「早苗饗(さなぶり) の語源で、この日は「早苗(さなえ) を植える「早乙女(さをとめ) を上座にすえて、「サの神」を送る饗宴をひらき、秋の実りを祈願しつつ田植えの労をねぎらう。

笹巻き」(ささまき)はもともと「さなぶり」の行事食。「サの神」への捧(ささ)げものである「笹巻き」(ささまき)を包む、稲科の笹(ささ)の葉は、古来より神聖で魔除けのパワーがある植物とされ、祓い清めの神事に用いられてきた。

おまけではあるが、「」(さくら)も「サの神」に関わる言葉で「サの神」の宿る木「サ座」(さくら)であった。桜の周りで酒を飲み、豊作祈願をし、花の付き具合で豊作を占う祭が、いつしか花見になってしまった。

田植えに先立つ「五月忌み」と、中国から伝来した邪気払いの行事が結合したのが日本の「端午の節句」。この日にかかせない薬草「菖蒲」が「尚武」(しょうぶ・武事を尊ぶ気風) に通じることから、武士階級の行事にとりいれられ、女子の祭日に定着していた三月三日「桃の節句」と対をなすように、やがて「端午の節句」は男子の祝祭日として定着するが、もともとは、稲作に関連した豊穣を願う、女の祭りであった。

したっけ。

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苔桃をオリンパスで撮る

2009-06-18 13:51:22 | 写真

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苔では なくて,ツツジ科の木です。秋に赤く熟す 7 ミリほどの実を桃にたとえ,全体が小さいので「コケ」という形容詞がついているのです。いつもの年は、もう少し早く咲くのですが今年は遅かったですね。秋に熟す 赤い実も可愛いのですよ。

したっけ。

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人ごみで転んだとき、あなたはどうしますか?

2009-06-17 16:20:20 | トラ場(ブログ人投票箱)

「痛がる」「すぐに歩き出す」の2つの選択肢の中から選んでください。

またまた、いい加減な質問だよ。質問の中に答え書いちゃってるじゃねえか。

「痛がる」「すぐに歩き出す」の2つの選択肢の中から選んでください。

ほら、書いてあるだろう。「すぐに歩き出す」ってことは、歩ける程度の痛さだってことだよ。

そうだろう。だったら、直ぐに歩き出すに決まってるじゃねえか

もしこれが、綺麗な娘で周囲にイケメンがいるとなると、状況は変わってくるけどな。無理に痛がって「大丈夫ですか?」なんて声かけられるのを待ってるってこともあるしな。

残念ながらこっちはオヤジだ。そんなことしたって若い娘が「大丈夫ですか?」なんて声かけてくれるわけもねえ。

みっともねえから、とっとと歩き出すよ

最初から答えの書いてある問題なんか作るなよ。こんな問題じゃ給料もらえないよ。

したっけ。

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梅雨について考える

2009-06-17 11:02:01 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

梅雨って何?

「梅雨」「梅雨前線」「梅雨入り」「梅雨明け」、皆さんは、この四組の漢字をなんと読みましたか。何故「梅雨」が「ばいう」「つゆ」と読まれるのでしょう。

梅雨とは、春から夏に季節が移り変わる時、日本、中国、韓国など東アジアの地域に見られる雨の季節のことです。梅雨って日本以外でもあるんですよ

 梅雨の原因となる「梅雨前線」は中国や韓国にも延びており、同じような気象現象を引き起こします。ちなみに「梅雨」は中国では「メイユー」、韓国では「チャンマ」と呼ばれています。漢字では「メイユー」は「梅雨(黴雨)」、「チャンマ」は「長魔(長霖)」と表記します。

中国では、「梅が実る時期に降る雨だから梅雨」という説と「この時期の雨はカビ発生させるから黴雨」という説があります。中国語で梅は、「メイ」と発音しますが、カビ(黴)もまた「メイ」と発音します。ですから、梅雨説と黴雨説があるわけです。

日本には梅雨は、中国から「黴雨(ばいう)」として伝わりました。中国では、黴(カビ)が生えやすい時季の雨と言うことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれたが、カビでは語感が悪いため、同じ「ばい」で季節にあった「梅雨」に転じたという説。日本でもカビ()は「バイ」と発音しますが、ウメ()もまた「バイ」と発音します。

「梅」のつくりになっている「毎」は、毎度とか毎日とか、連続して雨が降るこの時期だから梅雨という漢字が当てられたという説。

中国でも日本でもなぜ「梅雨」と云う漢字があてられるようになったかは、ハッキリしていません。

「梅雨」は、東アジア特有の雨期であり、「梅」も東アジアにしか生息しない植物なんだそうです。

「梅雨」は江戸時代頃より「つゆ」と呼ばれるようになった。当時の年中行事を集めた日本歳時記には「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」と記され、それまでは五月雨(さみだれ、陰暦の5月で現在の6月)と呼ばれていました。ですから、「五月晴れ」は、梅雨の時期にたまにあらわれる晴れ間のことなのです。

つゆ」の語源

語源については諸説がありますが、木の葉などに降りる「」から来ている。梅の実が熟してつぶれる時期であることから、「つぶれる」を意味する「潰ゆ(ついゆ、つゆ)」から来ている。カビのせいで物がそこなわれる「費ゆ(つひゆ)」から来ている。などの説があります。

梅雨の気象条件

梅雨の時期は、日本付近に梅雨前線が停滞します。梅雨前線の東側では、北に「オホーツク海高気圧」、南に「太平洋高気圧」があり、北からは冷たく湿った空気が、南からは暖かく湿った空気が梅雨前線に向かって吹き込んでいます。

 また西側では、北側に中国大陸などで作られた乾燥した空気が、南からは東側と同じように太平洋高気圧などから暖かく湿った空気が流れ込んでいます。梅雨前線付近では、この集まった空気が上昇し、雲や雨を作り出しています。

 また、梅雨の時期は、北と南の高気圧の勢力がほぼ釣り合うため梅雨前線は、あまり南北に移動することはありません。このため、同じ地方で雨が降り続くことが多くなります。

毎年同じ時期に、しかも日本列島を狙い撃ちしたように梅雨前線が発生するのは何故なのだろうか。

 それには、上空の大気の流れが関係しています。上空には強い西よりの風「偏西風」が吹いています。梅雨の時期は、この「偏西風」がチベット高原付近を通るようになり、南北に分流して、北側を通る流れが中国大陸からオホーツク海にかけて大きく蛇行し、南側を通る流れが日本付近を通るようになります。

 梅雨前線は、この「偏西風」のやや南側に発生します。このため、毎年ほぼ同じような時期に、ほぼ同じような位置に梅雨前線が発生することになるのです。

この時期は、食物がいたみやすく食中毒が起こりやすい時期です。酢を薄めた液をつくりスプレーに入れておいて、時々まな板や包丁なんかに、こまめに吹き付け、黴が生えないように消毒しておくといいですよ。

したっけ。

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黒百合(帯広市の花)

2009-06-16 11:48:22 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

恋と怨念の花・(ミヤマ)黒百合の花(写真は自宅に咲いた黒百合です)

20090520_001  野生の百合にもいろいろの種類がありますが、そのなかでも自然界ではもつとも黒に近い色の花弁を持つ黒百合は,幻の花とも言われています。

滅多にお目にかかれない人気の高い高山植物のひとつで、実に神秘的な黒い花です。動物にありふれていて、植物に極めて少ない色は黒。

20090520_002「アイヌ民族」には、「好きな人にそっとクロユリの花を置き、好きな人だけがそれに気づき花を手に取れば二人は結ばれる」という伝説があるそうです。

一番「黒百合は~恋の花。愛する人ニ捧げれば~ 二人はいつかは結びつく・・この花ニシパに捧げよう♪」

二番は「♪黒百合は 魔物だよ~花のかおりが しみついて、結んだ二人は はなれない♪」

三番は「♪黒百合は~毒の花。アイヌの神の タブーだよ。やがてはあたしも 死ぬんだよ♪」

「君の名は」銭湯から女性客がいなくなったと言う伝説のラジオドラマの挿入歌「黒百合の歌」です。「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」というナレーションが流れます。

確かに黒百合は、小型でリンドウを黒くしたような花で、とても可愛らしい花です。但し、二番、三番の歌詞、気になりませんか。実は、この花には強烈な個性があります。

お見合い写真で選んだ、とても美人の女性とお見合いすることになりました。ところが彼女は口臭が酷く話しをすることが出来ません。

と云うように黒百合の花には、酷い悪臭があるのです。

美人は遠くで見ているほうが、いいのかもしれませんね。

したっけ。

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なぜ神道用語に使用される漢字には示偏が多いのか考える

2009-06-15 11:36:44 | インポート

なぜ神道(しんとう)用語に使用される漢字には示(ネ:しめすへん)偏が多いのでしょうか。

神道用語において、比較的使用される頻度の多い漢字( たとえば神、社、祝、祠、禊、斎など)には、その文字をかたち作っている一部分に、必ず共通して「示(ネ:しめすへん)」が含まれています。 それでは、「示(ネ:しめすへん)」が含まれているのにはどのような理由があるのでしょうか。 「示(ネ:しめすへん)」の起源をたどってみると、その文字は神さまをお祀りする祭壇とか、神さまへのお供え物を載せる台(机)の形そのものを表していたようです。 もとも漢字とは、古代の中国において生み出された文字でした。 それが日本へと伝わったとき、文字が持つ本来の意味もそのまま受け継がれてきたために、お祭りや神さまに関わる語、つまり神道用語に使用される漢字には「示(ネ:しめすへん)」を含む文字が多く見られるのです。 

Cg14_2 Tは几(つくえ)です。両側の二条の棒は滴り落ちる血です。のちに一本になりました。上の横線は机の上にのせられた生贄(いけにえ)です。生贄を載せて神に供える。のち神の意となりました。そのため「示(ネ:しめすへん)」が神事、祭事に関する部首となったのです。今でもアンデスのインカの神事に処女を生贄にする儀式が残っているそうです。われわれの文化から観ると残酷に映ります。なんであれ残酷さは又、神秘的であり宗教的であります。

私のうちにも神棚があり、正月には飾り付けをします。お葬式はお寺で行います。これって、神道も仏教も信じていないってことですよね。罰が当たるかもしれませんね。

バチが怖くて太鼓が叩けるかって強がりでしょうか?

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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