年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

べったら市 大正9年10月

2006年07月19日 | べったら市
大正9年10月20日都新聞
べったら市の昨年より上景気
年の市の最初という日本橋のべったら市は例のとおり19日開かれたが、午後より夜にかけて中々の人出にて各電柱には恵比寿神社の方向を示す張り札し、恵比寿の宮には吉例により小判入り福財布2000袋、開運守り2000を出した。午後9時頃にはすべて品切れとなった。店に並べた浅漬屋、縁起物や植木や等は何れも相当の売れ行きで去年より上景気の様である。

大正9年全国的に不景気で特に農村が困窮する。苦しい時の神頼み。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする