年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

べったら市 大正12年10月

2006年07月22日 | べったら市
大正12年10月18日報知新聞の広告より

漬物・味噌・食料品
営業開始謹告
今回の大震災に際し懇切なるお見舞いを頂き深くお礼申し上げます。店舗・倉庫その他ことごとく類焼いたしましたが幸いにも店員・家族一同無事ににつき御安心ください。就いては営業品もようやく整いにつき、来る10月18日に旧店舗跡仮営業所を設け注文に応じる用意いたしておりますので何分旧来と同様のお引き立てのほどよろしく願います。
      小田原屋
      日本橋区室町1丁目

大正12年9月1日関東大震災おこる。
漬物の本「四季漬物塩加減」の小田原屋の営業再開の案内
小田原屋主人 天保7年(1836) 江戸時代の漬物の作り方 を記した書。小田原屋は江戸の漬物屋である。震災のあと一月半の日時でべったら市の開催はあったのだろうか。
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