年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

今年は根津

2009年08月02日 | 福神漬
今年は根津
暮れのNHK大河ドラマ「坂の上の雲」に合わせて台東区中央図書館郷土資料のところに根津に集まった文化人の住所地図があった。その中で探した本。
谷中墓地掃苔録 森の中に眠る人々 谷根千工房
谷中墓地の中にある墓について、その人物がどのような生涯を送ったか書いてある本。さて目的の花香恭次郎については他の福島事件の本と内容はあまり変わらないが拓本を取って活字化した文章の中身を調べる必要がまた出てきた。永井昌言とは何者だろう。河野広中が碑文を書いたのだろうがどんな関係があったのだろうか。
 河野広中は調べると大変だ。少なくとも福島事件で花香恭次郎と関係があって投獄されていた。花香恭次郎は鶯亭金升のおじに当たるのだろうが、明治の中頃までどんな仕事をしていて、自由民権運動の盛んになっていた福島県三春に参加していたのだろうか。明治10年代福島県令三島通庸(みしまみちつね)によって弾圧され、投獄された6人の内ただ一人の東京士族だった。
 ペリー来航時の浦賀奉行戸田伊豆守氏栄の五男が花香恭次郎である。
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