年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

原胤昭

2011年08月21日 | 福神漬
原胤昭という人物を知って、調べて1年が過ぎた。江戸南町奉行与力の子として生まれ、維新後クリスチャンとなり、福島事件関連で投獄後、犯罪者社会復帰支援の活動をした人物が福神漬の命名に関して裏で関係があるとは知らなかった。福神漬に関して原の交友周囲や地縁があるかもしれないと最近では思いつつある。
 今度は南茅場町16番地に明治18年まで所有した人物を探すこととなる。ここは明治18年に発足した日本郵船株式会社の最初の本社となる。翌19年11月1日横浜市尾上町6-86に本社を移転している。江戸時代から南茅場町は与力同心の住んでいた街で明治に入っても比較的江戸時代から住んでいる人達が比較的多い土地だった。そのような土地に日本郵船が本社として選んだろうか。今の証券会社が集積している街に南町奉行所与力原胤昭、花香恭次郎が一時勤めたか住んでいた所、カレーライスと福神漬の関係を社内報に掲載している日本郵船が同じ南茅場町に関係があるとは予想のつかない展開となる。

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