また本草関係の本を読み始めている。今では本草関係の著書に豆類の中に『刃豆』がほとんど入っていることに気がつく。本草は薬用になるものを探すことから始まっている。それゆえ刃豆が入っていることは何か薬効果があると思われる。しかし本草関係の文献には江戸時代から明治にかけてどんな薬効が信じていたか不明である。今では刃豆の薬効はある程度わかっているが過去はどんなことを信じていたか不明である。山中共古の文ではイマイチわからない。
日本の本草関係の本を読むと、中国の明時代の李時珍から引用が始まっているようだ。李時珍の本草本には『刃豆』の効能はどうだったのだろうか。これは漢方薬の世界かもしれない。