漬物の文献を探して、関東各地の図書館から色々なところに行くが都会ほど高齢男性が朝早くから図書館で本・新聞を読んでいる姿が目立つ。安定した行きどころがないように思える。このままだと貴重な経験を無駄にしているようだ。もちろん今の技術進歩で年寄りの繰言は進歩がないようだが古典の本を読んでいると時代や地域が異なっていても役に立つことがある。古典の本が生きている人に何かを伝えようとしていることである。
墓地に行くと昔は恐ろしかった。今は墓石に刻まれた墓誌を読んでその人が生きた時期を想像する。とにかく生きていた記録がある。有名で歴史に刻まれた人が小さい墓碑で今では忘れ去られた人が巨大な墓碑だったりしていることがある。碑文はたいてい読み解くことが難しく解説文に頼ることとなる。