本草綱目啓蒙-2 小野蘭山/著 東洋文庫 2
苗字帯刀
辞書だと中世以来近世を通じての武士身分の基本的属性。近世に入って兵農分離,刀狩を通じて武士固有の特権として制度的に確立したとされている。明治になって平民にも苗字が許されたと学校では習った。しかしこの史実は誤りが多いようだ。
特に帯刀に関して、長崎のオランダおよび中国との通訳をしていた、通詞の帯刀が気になってくる。はじめ武士でない身分から仕事の重要性が増すに連れ、通詞の帯刀を求めていた過程が通詞の歴史を調べてゆくと気がつく。
ナタマメは江戸時代から武士の象徴である『刀』の比喩として文献に残っているのではないだろうか。
苗字帯刀
辞書だと中世以来近世を通じての武士身分の基本的属性。近世に入って兵農分離,刀狩を通じて武士固有の特権として制度的に確立したとされている。明治になって平民にも苗字が許されたと学校では習った。しかしこの史実は誤りが多いようだ。
特に帯刀に関して、長崎のオランダおよび中国との通訳をしていた、通詞の帯刀が気になってくる。はじめ武士でない身分から仕事の重要性が増すに連れ、通詞の帯刀を求めていた過程が通詞の歴史を調べてゆくと気がつく。
ナタマメは江戸時代から武士の象徴である『刀』の比喩として文献に残っているのではないだろうか。