『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

久しぶりに劇団の稽古

2006年11月23日 | Weblog
昨日は2ヶ月ぶりに劇団の集まりに出かけました。
いつもの顔ぶれが集まり、僕のイギリス出張の話を
チョコっとして、堀米先生の指導によるエクササイズ。
最初は腹式呼吸で声を前に出す練習。
そして一息でア・イ・ウ・エ・オ・カ・キ・ク・ケ・コ・・・・
と、スタッカートで声を出し続ける。
これが意外に辛い。でもいい練習になる。

そして劇団の稽古らしく発声法も兼ねて、歌舞伎で有名な
「外郎売(ういろううり)」の口上をつかって練習。

小田原名物「ういろう」というと、お菓子のイメージだが、
お菓子のういろうだけでなく、薬のういろうもあるらしく、
稽古に出てきたものは、その薬売りの口上らしい。

「外郎売」は歌舞伎の市川家の十八番の一つで知られているが、
葛飾北斎に浮世絵として描かれたり、元禄時代の
エンゲルベルト・ケンペルの日本紀行の中でも言及されたり、
さらに江戸時代の小田原の町並みを描いた浮世絵の中には、
独特の「八棟づくり」の外郎家が描かるなど、
小田原名物という範疇をはるかに超えて
小田原の歴史の一部となっている。
この口上、バナナの叩き売りみたいなものでしょうか?

内容としては珍の国(たぶん中国)から伝来した薬で、
偽者が多く自分こそが本家本元。万病に効くこの薬を飲むと、
舌の回りが良くなり・・・・・・
この後が、いわゆる早口言葉がずらりと続く。
僕は早口言葉が大の苦手で、そういうときに限って
みんなの前で読まされる。
「こん粉米(こごめ)のこなまがみ」、「書写山の社僧正」、
「お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃつと立ちょ茶立ちょ」
「武具、馬具、武具、馬具、三武具馬具、あわせて武具、馬具、六武具馬具、」
こんなの言えない・・・・
何度やってもブブバブブブバブミブブバブになってしまう。

でも何回かやっていると、さっき先生に教わった練習が効いてくる。
口をリラックスさせて舌やあごに力を入れない。
声を切るのが喉でなく腹筋を使って音を切る。
これって、音楽でも同じなんですヨ・・・・・
すると少しずつ言葉が歯切れよく出るようになる。
う~ん、納得!
でも、簡単には出来ないから練習しかないよね・・・・・
どんなことでも練習するしかないのは判っているけどね。
これでもイギリス出張中にインターネットで口上を探し出して、
独りで練習したのだけれど、やっぱり短時間じゃ無理無理・・・・・

二人向こうに座るRさん、放送部だったり
声優やっていたりで流石に上手い。
彼女に負けないように、頑張るしかないな!
ブグバグブグバブミブグバグ・・・・・・・・・
コメント
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