『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

心変わり

2007年02月11日 | Weblog
矢幅歩、ギラジルカ、小畑和彦、竹中俊ちゃんの4人が
出演する吉祥寺のライブへ出かけて来ました。
勿論、第一目的はライブを聴くこと。
そのついでに、以前日記にも書いた「グレッチ」を
師匠と俊ちゃんに見せるため、特に俊ちゃんは
オールドビンテージのグレッチに興味があったらしく
僕が安く手放すなら、その前に見せてくれと言っていたので
重いギターケースを抱えて出かけたのです。

開演前に到着して、早速ケースの中のグレッチを見せる。
俊ちゃんは、「思ったより程度が良い」と意外なコメント。
僕が気にしていたペグやボリュームなどの金属部分の錆びや
ギターの淵を飾るバインディングの痛みや剥離は
古いギターならば仕方ないみたい。

特にバインディングはセルロイドなので必ず劣化するし、
ギターの性能に大きな影響を与えないので、剥離してきても
それ以上ひどくしないように扱えば良いらしい。

小畑師匠にも見せたけど、師匠も
「良いギターだねぇ、勿体無いよ」と二人とも同じ意見。
俊ちゃん曰く、僕のギターはフルオリジナルパーツなので、
それだけでも価値があるとの事。
オークションに出せば、結構良い値段がつくかも知れないという話も・・・・・

僕は俊ちゃんが使えるなら譲ろうかと思っていたのだけれど、
プロの俊ちゃんがステージに使うには、かなり手を入れないとならず
おまけに僕が日記にも書いたとおりネックが細く、
俊ちゃんにとっても予想以上に細かったみたい。
俊ちゃんから見てもやっぱり、「じゃじゃ馬」なギターみたいです。

そんな話をしていたら、俊ちゃん以外の人に
譲るのが勿体無くなってきちゃって・・・・・

元々、好きで買ったギターなのに売るなんて事、
考えたことが恥ずかしくなってきちゃった。
いわゆる「心変わり」しちゃったのであります。

僕はギターを女性だと思っていると日記にも書いた理由。

色々なタイプが居て、それぞれに魅力がある。
それゆえに、つい手を出してしまう。
抜群に相性が合っている女が居ても、
暫くするとまた他の女が気になる。
手を出しては、扱いに戸惑い悩まされる。
そして振り回され、少しずつ遠ざかる。
そして一番相性が良くて居心地の良い女の元へ戻る。
長い付き合いのうちに、年老いて行くが
逆に年老いたがゆえに生まれ育った、資質の良さや
気品の高さに気がつく。
逃げ出そうと思っていた自分が、愚かなことに気が付く。
それもつかの間、また新しい女にうつつを抜かす・・・・・
この繰り返し。

何か、詩的になっちゃったなぁ・・・・・
コメント
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