『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

今夜は劇団「ステージドア」

2007年11月20日 | Weblog
今日は劇団の会合。
珍しく、座長が来年の公演の内容を事前に告知した。
ここでは書けないけど、来年は今年以上にハードルが高そうです。
いわゆる素で出来ない役が回ってくる。
ここでどれだけの演技が出来るか?自分にも挑戦です。

小一時間のミーティングの後は、いつもどおり掘米先生のレッスン。
発声練習をみんなでやったのだけれど、いつに無く今日は皆の気持ちが
凄く伝わってくるような、発声練習になっていました。
来年の公演が少し見えたのも一因かな?
座長のマジックかも知れません。

今日の実技は、目が見えない人の歩き方をみんなで練習しました。
まず最初にフロアーに椅子をバラバラに並べる。
その中を目を瞑って、まっすぐ歩く。
見えないから、手探りになったり足で探りながら足元を確認したり・・・・・

いきなり僕がトップバッターでやらされた。
目を瞑って歩くのって大変。おまけに目を瞑ってから椅子を動かすので
何処に何があるのか解からない。
街で見かける目が見えない人は、決してへっぴり腰じゃなく颯爽と歩いている。
そういう意味では、目の見えない方の感覚っていうのは凄いなって思う。

歩いていて足に何かが当たるとビクリとする。そして避けたところに
椅子があって、腰の辺りに背もたれが当たったりすると凄く怖い。
腰が引けたりして、何とも無様な格好だったんじゃないかなぁ?
他の人の驚き方や、手探りのやり方は凄く参考になる。

そして次は目を明けた状態で、さっきと同じ様に歩いてみる。
見えるものを見えないように演技するのが凄く難しい。
驚き方も大袈裟にするのではなく、あくまでリアルに何も見えないように・・・・
また僕がトップバッター。最初は普通に歩いちゃったけど、
途中で気が付いて、少し腰を引き気味に手探りで歩く真似をする。
何かが体に当たってビクリと驚く部分も、さっきの感じを思い出してやってみる。
先生がさりげなく見せる演技は、やっぱりプロの表現力。
そういった、細かい事の積み重ねで演技力がアップする気がしました。

実は、今日は会社で嫌な事があって、劇団の会合に行く気が少々萎えていた。
でも、行ってみて皆の顔を見た途端に、自分の家に帰ったような
ホッとした気分になって、気持ちが切り替えられた。
劇団の仲間は、そういう家族のような温かさがあって癒されます。
大好きな先輩や姉さん達に会えて、何処かで甘えてるような自分が居る気がします。

来年の公演に対して、自分の課題は「活舌(台詞の言い回しの歯切れ)」を良くすること。
今年は公演の直前まで全然出来なくて、それゆえに稽古もテンポが出なくて
稽古が全然楽しめなかった上に、相手役の女性に迷惑をかけちゃった。
来年は、出来るだけ最初から活舌良く稽古したいと目標を立てています。

僕にとって、劇団は今や欠かせないものになっている気がしました。
コメント
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