『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「オヤジ」というブランド NHK「熱血!オヤジバトル」

2007年11月23日 | Weblog
NHK「熱血!オヤジバトル」を観た。
http://www.nhk.or.jp/fukuoka/oyaji/index.html
今日の日記に書いておられる御仁も多く見かけ、
いずれも感動したといった内容。
僕も観て楽しんだけれど、ちょっと反応が違う。

まず最近、やたらと「オヤジ」なる言葉を使っているマスコミの
安易な発想、それに乗ってしまうオヤジたちの乗りに
僕にはちょっと違和感が有って仕方が無い。
まぁ、それでも皆さん楽しんでおられるのでそれ以上の意見は
控えておきましょう。

さて、番組に出ていたバンド。テクニックやインパクトは確かにあった。
ローリングストーンズ、オフコース、キャロルといった若い頃に
聴いて憧れていたバンドのコピーをする。
ブルーグラスの世界大会に出場した事があるバンドや
唯一オリジナル曲を披露した岐阜のバンドがあったり、
確かに「おやじ」たちのエネルギーは、感じる事ができました。

でも、観終わった後に何だか心が動かなかった。
僕は感動すると、すぐに影響されてしまう性質なので、
普通ならば、来年は自分も出ようって思ったりするんですが、
そういう感情が全く湧いてこなかった。

原因は簡単なんです。
以前の日記に書いた事があるけれど、今日のバンドはコピーバンド。
いわゆる「オヤジ」ブランドの、演奏が上手いバンドです。
テクニックやパフォーマンスに関しては僕がどうこう言うまでも無く
凄く上手かったです。
でも、コピーバンドの宿命で本物以上にはなれない。
○○みたい、××そっくり・・・・・・
上手くて、ファンも沢山居るバンドらしいですが、僕の目指す
バンドのスタイルではないのです。

僕が今やっているデュオは、殆どが相方の作品ではありますが
ライブは全曲オリジナルでやる事に、こだわっている理由がそれなんです。

僕らは「オヤジ」を売り物にしていません。
若者に対抗しているつもりも無い。
あくまで自分達の感性を、下手くそながら表現している。
だから、テレビ局で「オヤジ」がやるオリジナル曲を披露する
アマチュアコンテストなどがあったら、出てみたいとは思うのですが、
そういう道はアマチュアの「オヤジ」にはありませんね。

来年は僕の曲を少し披露しようかと思ってます。
それと、ライブの質も少しずつ上げてゆくつもり。
劇団の稽古があって、相方にはいつも迷惑かけていますが、
二人でやるようになって、逆に練習を個人でやっておけば少しずつ
レベルが上がって行くのが判るようになった。

そういう意味では、僕らのデュオは下手くそだけど、オリジナリティがあって
いわゆる「オヤジ」のブランドではないのですよ。
コメント
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