『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

人の心が判らない・・・・・こんな悲しい事は無い

2007年11月24日 | Weblog
気障なようだけど最近、愛について思うこと・・・・

愛って言っても、沢山種類がある。
物に対する愛情、ペットに対する愛情、そして人に対する愛情。
人の愛情も、恋人、夫婦、親子とそれぞれ違う。
重さの問題じゃなく、愛し方と愛され方なのかな?
友人や部下、後輩に対する愛情も友情とはちょっと違ったものの気がする。

人の心を判ろうとしたら、相手の立場になって考えればいいのだが
その場合でも、自分が経験した事がある場合とそうでない場合では大違い。

なんでこんな話を書くか?って言うと、僕の友人の酷い話があるから・・・・

僕の友人の女房が男を作って出て行ってしまい、子供を置いて残された友人は
小学校3年生の女の子を抱えて、一人で子育てと仕事をしている。
毎朝、子供を学校へ送り出し、夜はなるべく早く帰ろうと休み時間まで
返上して仕事を早く切り上げようと頑張っている。
ところが、そいつの上司は仕事の内容より遅くまで居る事が重要で
遅くまで残っているように文句を言う。

友人は今まで赤字だった仕事を、一人で頑張ってやっと黒字にした。
会社からも、業務遂行賞という表彰状と金一封が出た。
ところが誰が見ても業績を上げた張本人であるこの男は、上司の一存で
その表彰メンバーから外され、更に夏のボーナスは最低の査定。

それでも友人は歯を食いしばって頑張ってきたが、流石に子供の事は放っておけない。
そんな状況では、会社を辞めるわけにも行かない。
それで9時~5時で帰れる職場への配置転換を申し出たわけです。
その話を聞かされて、その上司は哀れな人だと思った。
そのくせその上司は、下半期の計画のプレゼンテーションで
「家庭あっての仕事」なんて、言っていた。
僕はそれを聞いて、大声で笑おうか?と思ったけれども、場の雰囲気を壊すのは
本意じゃないので、ぐっとこらえた。
それ以前に、真顔できれいごとを言うその上司に反吐が出た。

人の心が判らない・・・・・・こんな悲しい事は無いでしょう。
親が居ない時の子供の切ない気持ち、
そんな子供を持つ親の気持ち、
独身にはわからない夫婦の話、
死ぬほど人を愛した時の気持ち、
そして好きでも別れてしまった気持ち
一方的に振られたり逃げられた時の気持ち・・・・・
こういった事は、経験しないと本当の辛さや、喜びは理解できない。

言いたくは無いけど、結婚して子供が居ないような人間は、
本当の意味で人の上に立つ資格はないと思っている。

上に書いた事を僕は一応、全部経験しているので少しは理解できます。
他人の心の痛みがわからないで、いい人生が送れるとは到底思わない
ゆうちゃんなのであります。
コメント
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