『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

切れの無い唄

2008年03月11日 | Weblog
今日は全国的に暖かい一日になったようです。
出張先の仙台も例外ではなく、今日は春先の陽気。
上着の下はシャツ一枚で十分な気温でした。

花粉もだいぶ飛び交っているようで、花粉症の方には
大変な時期がやってきたようですね。

一月から始まった芝居の稽古も、立ち稽古に入って挿入歌も
何曲か出来てきました。
今年こそソロかデュエットで唄わせて貰えるかと少し期待していたけど
今年もそれは叶いませんでした。
それよりも、僕が一番苦手とする人と一緒に歌う羽目になって
ちょっと困惑気味。

この御仁、芝居はシェークスピアの戯曲風、歌はオペラ風と
格調高いのは認めるんですが、どうも僕は苦手。
何が苦手かと言うと、歌を歌う時に自分だけ大声で目立っちゃう。
声が大きいのを自慢にしているので、何も意見を言えない。

楽器の演奏だって、みんなが競い合って音を大きくしたらうるさいだけ。
歌なんか、声を張り上げ過ぎると時には聴き難くなる。
合唱やコーラスと言うのは、誰かが飛び出して聞こえると
凄く下手糞に聞こえるし、実際聞いていて心地良くない。
僕は誰がどのパートを歌っているのか?判らなくなるような
コーラスが極上のハーモニーと思っているから余計です。

それに加えて、妙に音を伸ばす癖がある。
だから、次の小節の頭が遅れる。
譜面上に休符があろうが、とにかく音を伸ばす。
リズムもテンポも、微妙に狂わされる。
これが一緒に歌っていると何とも我慢できないんです。
ご本人は、唄だけは絶対的な自信を持っているようだから困っちゃう。

切れの無い唄っていうのかなぁ?
音楽はブレイクとか、ブレイク後の最初の音を
ピシッと決めるのが格好良いし、それが凄く難しい。
何年も音楽を楽しんできて、色々なタイプの人と出会ったけれど
一人で演奏したり歌ったりすると上手く聞こえるのに、
他人と合わせるとリズム音痴が露呈したり、
コーラスをつけると、音を取る事が出来ない人が結構居る。

長年バンドをやって来て、そういう人に何人も遭遇している。
ドラムは過去に3人、ベースも3人。なかなか思惑通りに行かずに来た。
最後のメンバーはそういう点でしっかりしていたけど、
転勤で結局解散することになっちゃった。

そういう意味でも、今やってる相方Charlieとのデュオは
リズムもコーラスも気持ち良くやれるのが楽しい。

今年の芝居は、いろいろな意味で試練が待っています。
コメント
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