『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

プロの技術者として

2008年03月09日 | Weblog
また明日から仙台行きです。
今回は、過去に経験していないトラブルなのでちょっと心配。
一緒に仕事をしている物理屋の若手が、焦って闇雲に作業を始めるタイプなので
ちょっとやり難い部分がある。
金曜日にあった東京での打ち合わせでも、僕が
「事前調査で不良箇所を出来るだけ絞り込みたい」と主張したら、
彼は「バラして個々に当たった方が早い」って、小馬鹿にした言い方をするし・・・・
でも、彼の上司が僕の主張を支持してくれたので何とか面子が保てた。

最近の若い人は、妙に自信を持っているというか・・・・・
悪い事じゃないんだけど、どうも経験値から来ているものじゃなくて
本の知識だったり、他人から聞いた話からのものだったりで
議論をすると、簡単にボロが出る。
それでも食いついてきて、恥をかいてもディベートするくらいの人は
やり易いし、そういう人に恥だと感じさせない気遣いもするんだけど・・・・

僕にすると、経験していないものは「見てきたような嘘」。
つまり知識に過ぎないものは、人前で大きな声で話さないほうが良い。
経験値を加えたものに比べると「見てきたような嘘」は
本当に薄っぺらなものに過ぎないと思っている。

音楽や芝居、サッカーでも同じです。
音楽だって、僕らはそれなりに色んなところで演奏する経験をしてきているし、
サッカーはこの歳になるまで、練習試合を含めると500試合以上やってる。
芝居に関しては、自分がやる事に関してはまだまだ素人。
でも、若い頃から好きで見てきた芝居やミュージカルに対する意見は
それなりに持っているし、台本も自分なりに解釈して他人に話せる自信はある。
こういったものは、絶対と言う答えが無いから逆に難しい点もあるんだけど・・・・

ところが僕の仕事は、物理現象なので答えは一つしかない。
結果オーライでも、仕事を終わらせると言う意味では良いのだけれど
プロの技術者としては、ちょっと首を傾げてしまう。

今の若い子は、議論して自分の考えを否定されると簡単に凹んでしまう。
教育の問題なのか?高学歴の人ほど、この傾向は強い気がします。
だから、ディペードとなるような打ち合わせの場で
自分の意見をストレートに言う僕は嫌われるんですね。
「うるさい」って言う感じで・・・・・・

僕にすれば、そうだからディペードって言うのでは?って思うんですけど、
そういう事を言う人は、議論に負けることで得る物よりも、
議論で負けて失うプライドのほうが大事なんでしょうね。
議論に限らず、試合や喧嘩でも負けた経験が無い人は本当に強いか
勝てる試合しかやらずに生きてきたか、どちらかです。
負けた悔しさ、惨めな気持ちを味わった事が無い人は
他人の痛みが解からない。可哀想な人間だなぁっていつも思います。

まぁ、そんな訳で今週も仙台です。最短で5日かかる予定。
週末は帰京する予定だけど、長引くと21日と25日に長女が中学校
次女が小学校の卒業式があるので、ちょっと厄介です。
まぁ、何とかするしかないでしょう・・・・・頑張りまっす!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする