『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

昨日の続き、お褒めの言葉・・・

2010年02月21日 | Weblog
さて、昨日の続き。
昨日の試合は本当に楽しい時間でした。
僕の呼びかけで集まってくれた20人。若手を含めると40人近くになった。

あらかじめ僕が決めていた背番号のユニフォームを渡したんだけれど
中には体が一回り大きく(所謂、中年体型)なっている奴がいて
大きいのが欲しいとか、ワガママばかり・・・・・
しまいに僕が、『ユニフォームに体を合わせろ』という始末。
シニアサッカーをやろうと言うのに今更、腹が出たのを気にする方がおかしい。

この中には僕の世代のエースストライカーMも15年ぶりに登場。
こいつは若い頃、「なんでこんな奴がこの会社に居るの?」って思うほど、
ジャンプの高さ・体の強さ・スピード・キックの正確さなどにおいて
とにかく桁外れに上手かった。味方で良かった・・・・と言う男。
今の時代なら、間違いなくJリーガーになって日本代表クラスになっても
可笑しくないくらいすごい、怪物みたいな奴だった。

この日のメンバーのうち、勇、郁也、農耕馬Mの3人は現役チームと兼任。
流石に良く走り、要所要所でキチンと仕事をしてくれた。
シニアチームは僕が先発メンバーを決めた。
『ディフェンダーは豚さんと、子豚さん』と言っただけで誰だって解ったり
笑いの中で先発メンバーを決めて試合開始。
良く見たら、僕を含めて『豚さんチーム』だったかも知れない。

試合はキーパーが若手チームに混じったので、こちらは一番身体能力の高い
農耕馬Mが急造キーパーになって、最初の失点は慣れないキーパーのハンブル。
まぁ、これは仕方が無い。
それ以降は、いいプレイをしていたからやっぱり農耕馬Mの身体能力は凄い。
2点目の失点は、コーナーキックをすばやくリスタートされて、
こちらがゴール前で準備する前に失点。
これは若手に、先輩に対する「心遣い」をきちんと指導しなかった我々の責任ですな。
3点目の失点は何と、僕のオウンゴール。
ルーズボールを処理するのにリバプールのキャラガーの真似して格好つけて、
敵がボールを取ろうと近寄ってきたら、逆サイドに振るボールを蹴ろうとして
顔を上げたら、その間にボール一個分ずれて蹴り損ない、
狭いスペースへ綺麗に突き刺さる見事なオウンゴール。
長い事やっていて、初めてじゃないかなぁ・・・・
それでも、味方は笑って「ナイスゴール」と笑顔が溢れる。
ゴールこそ違ったが、シニアチームの初ゴールと言う事で
長く語り継がれる事でしょう。

試合は僕がセンターバックで、怒鳴りながら指揮を執ったのだけれど、
バランスが良い、なかなかいいサッカーをしていたと、
外で見ていた大先輩もその点は感心していたみたい。
これぞ、シニアの美しいサッカーと言ったところか・・・・・

その後、『マスターズ21』で“一番の若手“勇ちゃんがゴール。
手前味噌になるかも知れないけれど、我々の方が形になっていて
シュートがポストに嫌われた郁也のシュートや、怪物Mのシュートが
バーを叩いたり、ほぼ現役FWのI倉が再三、枠を外してみたり、
いい形で攻めながらも、やっぱり久しぶりの試合。結果は3-1で敗戦。

この日、集合をかけたときに見学と言っていた連中が、試合中に
『へばった奴はいないかぁ?』って、聞いても誰も返事しない。
そのうち、控えに回った連中から『交代メンバーが居るぞぉ』って催促。
怪我してるんで見学だけ・・・だとか、暫くやってないので走れないから・・・・とか
言い訳していた奴は、何処のどいつだ?・・・・

皆、試合になったら出たくなる。
出たら、自分がギブアップするまで交代したくない。
この気持ちは皆、一緒だから外で控えて見ている連中も諦めて
『仕方が無いなぁ』と苦笑い・・・・てな感じ。
笑えて、楽しんで・・・まさに僕が目指しているサッカーでした。

この先、リーグ戦ではこれほど簡単に人が集まらないと思うけれど
若手と一緒になってのイベントが成功して、まずは幸先の良い船出。

記念品を贈った御大に『ありがとうな』と礼を言われ、見送った後に
観戦だけで来て頂いた大先輩を、最寄の駅まで送って行った。
その大先輩から
『このイベント、他の人がやったら、こんなに人は集まらなかったよ。流石だね。』
と、お褒めの言葉を頂いた。
長年の夢だった若手との交流試合を通じて、縦の繋がりを復活させる
きっかけを作った僕に対するねぎらいの言葉でもあった。

誉められようとは全く思っていなかっただけに、余計にその言葉が嬉しかった。
コメント
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