『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

春闘 集中回答日

2019年03月13日 | Weblog
懐かしいなぁ。
定年退職して以来、賃上げとか昇給とかは全く興味がない。
労働条件も、僕の思い通りなので文句は無い。

前の会社で組合の役員をやっていた時には、組合の内部にあった
『賃金問題協議会』なるものに参加していて、会社の賃金カーブや
手当の見直しなど、多岐にわたって勉強していた。

景気が良いなんて、政府が発表しているけれど実感なし。
今は雇用の実態も、僕の若い頃に比べると魅力が無いものになっている。

『正規雇用』を希望する若者が増えているのも、僕には違和感がある。
元々、日本の雇用形態は『正規雇用』『終身雇用』だった。
江戸時代の『お家のため』みたいな乗りで、『会社のため』に働き
会社が利益を上げると、それに伴って給料も増えていった。

僕らの世代は、そう言った『正規雇用』を捨てて、自由な働き方を模索した。
その結果ライフスタイルに合わせて仕事の仕方を選ぶ、今でいう『フリーター』の、
さきがけの様な事をやってきた世代です。
僕はそう言った一人で、32歳まで転職を繰り返して前出の会社におさまったように
『正規雇用』か『自由な働き方』かの選択肢を自らが持っていた。

ところが今の時代は『正規雇用』の道が凄く狭い。
『派遣社員』は決して『自由な働き方』をしているわけじゃない。
企業は『正規雇用』の社員を増やすより『派遣社員』の安い賃金で
同じ仕事をやらせて、不要になったら契約を切る方が都合が良い。

今の人は『正規雇用』ならば何でもいい・・・・
みたいな感じに見えて、なんだか可哀想だなぁって思う。
今は『売り手市場』なんて言われているが、はたして本当にそうなのかな?
働く側の意志よりも、雇う側の意向の方がやっぱり強い気がします。

そういう意味でも、僕は良い時代を良い環境で生きてきた気がしますね。
まぁ、それにはそれなりの苦労や努力もありましたが・・・・・
コメント
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