『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア:手応えのあった稽古

2019年03月21日 | 定年退職後の人生
今日は木曜日の祝日と言う事もあって、欠席者の多い稽古になった。
僕の出る場面なんか、6人のうち3人が欠員なのでその場面は諦めて、
他のシーンの稽古をしてもらった。

それでも全員が揃う訳じゃ無く、代役として歌唱指導をしてくれている智子さんが
一人2役くらいのセリフを読んでくれて何とか芝居らしくなった。
と言うより、代役を立ててやって居るのに、芝居が心地よく流れる気がした。
座長や演出助手の山中君が、それを見て
『うん、気持ち良く芝居が観れますね』
なんてコメントをしていたから、きっとそうだったのでしょう。

理由は簡単です。
セリフがきちんと入っている人達だけで稽古をしたからです。
セリフが間延びしたり、つっかえたりしないから芝居がスムーズに流れる。
こういう経験をすると、セリフを覚えていない人が居るとダメですね。

集団で何かをする時に、いつも僕が例え話に『山登り』を使うのですが、
『山登り』は、歩く速度や体力など、一番レベルの低い人に合わせないといけない。
そうでない登山は、命を脅かすものになってしまう。

今日の稽古はまさにこの典型だったと思いますね。
代役をやってくれた智子さんは、セリフのやり取りが流れるように意識して、
台本を見ながらセリフを言ってくれました。
これも彼女が台本をきちんと読み込んで、役を意識しているから出来る技。
ただ、代りにセリフを読むだけの代役とはちょっと違います。

もう一人、智子さんの秘書役をSさんがやってくれたのだけれど、
こっちもとても雰囲気があって、芝居をやって居て気持ち良かった。
悪いけれど本役の人との芝居より、こっちのメンバーで芝居をしたくなったほど。

セリフの心配が無くなると、次は役者同士の距離を変えてみたり。
不思議なもので、役者間の距離とバランスが良いと、さらに芝居が心地よくなる。

代役の方が良かった・・・・と、休んだ時に言われる事が有るのだけれど、
何だかそう云うのが判る気がしました。

今日の稽古は、自分にとって凄く手応えが有った稽古でしたね。
コメント
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