今日は石崎先生がいらっしゃって、通し稽古とダメ出し。
まぁ、色々とありました。
その中でも、今日は顔から火が噴きそうになるほど、
皆の前で、恥ずかしい思いをしました。
2幕の最初に、僕が主役のの子に昔話をするシーンがある。
石崎先生からそのシーンの芝居をもう一度やってくれと言われ、
いわゆる『返し』をやった時の事。
かつて良い仲だったその子のお母さんの話を懐かしそうにするシーン。
取り敢えずそのシーンを終えて、石崎先生から
『谷中ちゃん、その役はどんなキャラクター?』
って質問されたので
『いつも格好つけている、編集長のつもりですけれど・・・・』
と答えたら
『うんうん・・・・そうだよね』
って言われたまでは良かったんだけど・・・・・
『全然、役になってねぇジャン。それじゃ、ゆうじくんだよ・・・・』
と、いつもの口調で僕にアドバイスする。
石崎先生が、その時の僕の芝居を真似して見せる。
また、これが本当に上手いんだなぁ・・・・
それを見て、僕は顔から火が吹き出しそうなくらい恥ずかしかった。
でも先生が言う通り、僕の芝居は素の自分が、若い子に話をするだけの芝居・・・・
全然役作りなんかしていなかった。
石崎先生はそう云った気持ちの作り方から、細かくアドバイスしてくださる。
これは唄に関しても全く同じです。
石崎先生は『唄は台詞の一部』と言う。
台詞を言った後に、はい!唄です・・・・という芝居を一番嫌う。
本当にすごい先生です。
しかし、自分の物真似されるって、凄く恥ずかしいですね。
今後は映像に撮って、見直ししてみようかなと思ったり・・・・
今日はそんな稽古が凄く楽しかったですね。