『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

ユトサトリ:『スコール』

2019年03月29日 | ジジイの呟き
今日は仕事を少し早めに切り上げて、三河島にある『キーノートシアター』という
小さな劇場で芝居を見てきました。
我々の劇団に所属していた西原沙矢香さんが、この芝居に出演していて
彼女の応援も兼ねて、出来る限り観に行くようにしているのです。

芝居は
ユトサトリVol.2『スコール』
演出 藤波瞬平  脚本 大竹ココ
 
率直に言って、何を伝えたいのか?よく判らない芝居でした。
若者らしく早いセリフのやり取りは小気味よく感じる人もいるでしょう。
けっして下手じゃないですからね。
むしろ個人個人はある程度のレベルにあるんでしょう。

でも僕には一本調子で、観ていて疲れて来る。
観ている僕らの心に訴えて来るようなセリフが有る感じもしない。
座長が良く言う『緩急と間が必要なんだ』と言う事が良く解りました。

それと、往々にして有るのが身内と判る観客のわざとらしい『笑い』。
つまらない芝居には必ずと言っていいほど、この手の人間がいるのが日本の芝居。
僕はそう云うのが凄く嫌いです。
観客の反応を意識した芝居でもなく、身内に受けて、自己満足的な一方的な芝居。
観ていて退屈でした。

そんな芝居を見ていて、
『この若者たちは何処を目指しているのだろう?・・・・』
なんて、ふと思ってしまいました。

JR西日暮里駅から歩いて1分ちょっとの所にある『キーノートシアター』。
劇場と言うほどの設備でもない、いわゆる照明機材貸しスペースという感じ。
座席数は70席程度かなぁ?

狭い場所に100人近く人が入って居るせいか?
僕は酸欠みたいになって、芝居の途中から頭がぼーっとしてきた。
公演が終わって、外へ出たら生き返った気分になったのでした。
コメント
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