この間も書いたけれど、地球って言う星は70%が水で出来ている。
人間の体も殆どが水分だから、水分が無いと生きて行けない。
熱中症を引き起こす要因も、水分不足。
とかく、生きて行くのに水は必需品。
日本は海に囲まれて居ながら、山の多い国のために雨が多い。
水分を含んだ空気が、山に当たると雨になる。
今回の豪雨は、前線に向かって吹く湿った空気に、
北にある冷たい空気がぶつかって雨を降らせたもの。
想像を絶する降雨量は、当然のように想定外の被害を引き起こした。
自宅で逃げ遅れ、ベッドに寝たまま溺死した高齢者も多いと聞く。
津波の被害と違って、洪水の被害は水と言うより水気を含んだ泥。
乾くと固まってしまうし、乾く前は水分で重さがある。
自分の部屋が泥で埋まってしまうなんて、想像できません。
7年前に起きた東北の震災で、津波が大きな被害を生んだ。
僕が良く行く大船渡や、隣の陸前高田に初めて足を踏み入れた時に
SFの世界に迷い込んだような気がした。
今回の水害もきっとそうなのでしょうね。
何か、出来ないかと思うのだけれど、あまりにも距離が有って
寄付くらいしか手助けできない気がする。
しかし、人間は水を制する事なんて出来るのでしょうかね?
昔の人は、洪水になった時に川の堤防をわざと決壊させて、
人の住む場所や家を避けるように、人家の集まる反対側に水を溢れさせて、
人間の生活を守るようにしたと聞く。
今はそう言った地区に家を建ててしまっているのも一因なのかな?
まだ行方不明、安否未確認の人たちが大勢いるようですが、
被災された方が早く、普通の生活に戻れるよう祈ります。