今日は隣の土地との間にフェンスを建てる工事。
7年間ずっと空き家だったのに、いきなり人が居て何やらやっている。
それで話を聞いたら、その放置されていた空家を購入したと言う。
入り口が無い『袋地』で、上下水道やガスの配管も他人の土地の中を通っている。
水道とガスは、僕の土地の下を通っていて、空き家になっているので
アパートを建てる6年前に、東京瓦斯と都の水道局が配管を切断してしまった。
何でも、上下水道やガスなどのライフラインは他人の土地を通してはいけないと言う
決まりごとがあるらしいのです。
6年経った今頃になって、その事を知らずに『袋地』を購入したらしい。
それはあまり気にしていなかったのだけれど、
考えてみればどうやって家に入ったのか?
話を聞くと、うちの門を開けて敷地内を通過して入ったと言う。
それで、許可なく通らないで欲しいと伝えたら、『通行権』なるものを主張する。
かつての持ち主が住んでいた頃は、祖父の代からの付き合いが有って
隣の家と土地を出し有って、通路を確保してあげていたのだけれど、
隣の家の持ち主が替わって、裏の家が空き家になったのを機会に、
その通路を塞いだというわけ。
土地を担保に融資を受ける為に、境界線はきちんと判るようにフェンスをつけてくれと指示が有った。
僕がお人好しで、フェンスでガチガチに囲わなかった為、
このままでは通行の既成事実を作られてしまうから
フェンスを追加して塞いでしまえ▪▪▪というのが親戚、知人の共通した意見。
それで今日はその工事の立ち会いとなったのです。
出来上がりはまずまずですが、何だか圧迫感があるのが、
ちょっと気になるところですね。