今日は最初に『衣装合わせ』
僕は上着が間に合わないのと、最後に使うコスプレの衣装は
どうせ皆、何処かの通販で揃えて来るんだろうから様子見。
以前に海賊の衣装を着た時に、同じものを買ってきた人が居て
その経験があるので『後出しじゃんけん』にしようと言った所。
3時まで衣装合わせが有って、その後は新しい曲M7のお披露目。
ところが、譜面を貰った瞬間に『あれ?』と思ったのでした。
それと言うのもこの『M7』は僕が今のように芝居にのめり込むようになる、
そのきっかけにもなった大好きな楽曲のリメイクだったからです。
僕が初めて舞台に立った2006年の『錨を揚げて』のラストの曲。
最初は『お試し』程度で、つまらなかったらサッサと辞めようと
劇団に参加したのだけれど、稽古でこの曲を初めて聞いた時に、
この曲のメロディーが凄く素敵で、その後は稽古のたびにいつも感動していた。
『いつか自分もこんな楽曲を唄えたらいいなぁ』
そんな事が有って、芝居を続ける気持ちになったのです。
でもその当時、唄わない人は譜面を貰えなかったので、
取り敢えず、記憶にあるメロディーを自分で譜面にしていた。
キーが判らなかったので、正確なものじゃなかったけれど、
講演が終わった後に、ビデオを見てキーを調べて譜面を書き直した。
ライブで演奏してみようかと思ったけれど、結局は自宅で
ギターを弾きながら唄うためのものでしかなかった。
だから、譜面を貰った時に『あれ?』って思った。
歌詞を見たら、最初の出だしが同じ歌詞だったので確信した。
『人の数だけ出会いがあれば、出会いの数だけ愛がある』
元の唄はこんな歌詞から始まったこの『M7』
石崎先生の指導で、最初に唄った時に恥ずかしながら、
サビの部分で感動して鳥肌が立って、声が詰まってしまった。
その話を先生にしたら『ヤナカちゃん、幸せだねぇ…』と言われたけど
実際、僕自身がそう思ったくらい嬉しかったですね。
そう思ったこの楽曲。
帰宅してから、昔のビデオを見ていてまたウルウル・・・・
久しぶりに帰宅後にギターを弾きながら唄ってみたけど、またウルウル。
こんな巡り合せってあるんだなぁ・・・・。
芝居を13年続けて来て良かったぁ・・・・と思ったのでした。